Bicycle Book Fair at Libro Books
自転車日和が続くこのゴールデンウィーク、私達SimWorksでは”Bicycle Book Fair”と銘打った企画を5月19日まで名古屋パルコ4Fのリブロ書店イベントスペースにて行っております。
SimWorksが取り扱うインポートの自転車雑誌、Rouleurマガジンとそのバックナンバーをメインに、MTBマガジン”Privateer”やジロ・デ・イタリアの歴史を一冊にまとめた”Maglia Rosa”などのハードカバー本、その他にもRouleurのTシャツやSimWorksが取り扱うバッグや靴なども展示・販売しています。
あらためて少し紹介します。
Rouleur Magazine(ルーラーマガジン)はロンドンで2006年に発刊されたバイクマガジン。配給やマーケティングを同じくロンドンのハイパフォーマンス・バイクウェアブランド”Rapha Racing”がオペレートする形でスタートしました。
編集長はGuardian誌のライターであったGuy Andrews。スポーツルポルタージュとしてロードレースを捉えた、美しい写真とエディトリアルデザインによる紙面は、自転車が大衆文化として存在するヨーロッパで高い評価を持って迎え入れられました。
34号での20世紀を代表する写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンによるレース写真の特集、35号でのキュビズムの画家、ジャン・メッツァンジェの自転車を題材にした作品の特集など、自転車誌の枠にとらわれない視点での紙面づくりは従来誌にはなかった全く新しいバイクカルチャーマガジンの価値観を創造しています。
Privateer(プライベティア)
マウンテンバイクはロードレースと違ってまだ歴史が浅いですが、その後の自転車産業の隆盛にあわせてレース、機材共に素早い進化を遂げました。
PrivateerではRouleurと同じくその表面的な事象よりも、一つの文化としての奥行きを測るかのような雑誌づくりをしています。
レースそのものよりもレーサー個人にクローズアップした特集や、24時間レースといった、レースでもどちらかと言うとアドベンチャー系の記事が多くまたローカルなマウンテンバイクパークやトレイルツアーなどに関わる人やその成り立ちなど、決して華やかではないですがその分実際にマウンテンバイクに乗っている人の目線に近い内容です。
今回の展示販売では他にもCOPPIやMaglia Rosaといったハードカバー本、MTBマガジンのMountain Flyerやシクロクロス専門誌Cyclocross Magazine、メッセンジャーやバイクポロなどストリートバイクカルチャー誌Urban Veloなど、自転車やレースが日常としてある光景をテーマにCieloのレーサーやアパレルグッズと共に展示しています。
またUSEDですが、もう手に入らないRouleurのIssue2や6なども少量ですが販売しています。
ゴールデンウィーク中のスケジュールに是非入れてみてください。