2019/1/18
【SimWorks CX Racing】 より良い日常のために。

Text by Toyoshige Ikeyama / Photo by Manami Ikeyama , Kenji Muto , Ryota Kemmochi , Toyoshige Ikeyama

個人的には丸一年ぶりのレースとなった今年の愛知牧場。 正直なところを言うと、少しレースから距離を置いていた。 今シーズンはチームのエース、ギシ & アヤがシーズンを通して素晴らしい成績を残してくれており、安心していたというのが大きい。 ここだけの話、レースそっちのけでBikeToFishingに勤しんでいたというのもあるのだけれど(笑)。 それだけではなく、いつからか自分にとってレースに行くという行為が、レースを走って終わったら帰ってくるだけになってしまっていたことに気づいてしまったっていうのもある。

でもそうじゃない。 見知らぬ土地へ行くこと、そこで会える人たち、苦しみ・喜び・楽しさその全てを共有することができる仲間がいて、自分のレースが終わってもすぐに仲間の応援やサポートに奔走する。 しかも朝早くから日が暮れるまで。 自分にとってそういったことこそがシクロクロスレースに行くことの本質だったはずだ。

地元開催のこの素晴らしいレースがそれを改めて教えてくれたような気がする。

名古屋から1時間ほどのライドでアクセスできる好立地。 何も特別なことではなく、自転車で行ける距離ならば、自分の足で現場へ行きたい。 それは日々の通勤や街への買い物と同じように。 だから今年もライドで行こうと企画させてもらい、レースに参加するしないに関わらず多くのサイクリストが自転車で牧場へと足を運んでいた。

そして、この空間を楽しみに、名古屋くんだりに足を運んでくれる友がいるならば、名古屋の街も満喫してもらおうということで、もはや恒例となりつつあるアーレーキャットも開催。 今では街を離れ山の中に遊び場を求めるようにもなったけれど、いつもここが僕らの原点であることには違いない。 ちょっとずつまた色んな「楽しい」を求めているやつらが交わりあっていているのは素直に嬉しい。 寒い日こそ外で自転車に乗って遊ぶのが僕ら流なのだ。 汗をかくほどに走り回り、そこに追い打ちをかけるように味仙の台湾ラーメンが身体に沁み渡る。

あっという間に過ぎ去っていった二日間だったけれど、色んなドラマがあった。 個人的にはショウカクとかザンリュウという言葉に縛られずに、純粋に楽しむことができた。 共に凌ぎを削った戦友は今日からの友。 一番きつい坂での多くの声援はきっとみんなにとって大きな力となったはず。 そう、この空気こそがシクロクロスなのである。

そして何よりその空気感を生み出したのは、会場を提供してくれた愛知牧場のみなさん、そして東海シクロクロスの運営陣のみなさんの尽力があったからこそ。 今回のコース、レースが終わっても27日まで解放されているということなので、是非自転車で現地に行って走ってみてほしい。 特別な日ではなく、より良い日常になるはずだから。

一年ぶりのレースで身体中が悲鳴をあげているけれど、それもようやく落ち着いてきた金曜日。


まだまだシーズンは続きますが、我々SimWorks CX Racingの応援どうぞよろしくお願い致します。 今週日曜日には我々が企画するシクロクロスクリニックも開催いたしますので、どなた様も是非お気軽にご参加ください!

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