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2014/3/11

-Tuesday Selection- Portland Day2

-Tuesday Selection-
Portland Day2

 

TEXT : SHINYA TANAKA
PHOTO : RIE SAWADA

 
Day2の始まりはノースに向かう。
今回はキングを無視してポートランドで一番美しい橋を渡り川向へ。
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個人的にはココらへんならポートランドでもいいかなって思えるSt.Johns。
まだまだ栄えていないところが昔いたシアトルのノースとかサウスに通じていて、
個人的に少しオセンチになれるところや、
こういう場所には往々にして超うまいメキシカン達に出会えるってことも大事。

 

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そしてココはLukeの住む街でも有る。
TRUCEを始めて何年が立っただろう。

 
偶然?もしくは必然の出会いは少しづつ少しづつ開花し始めて、まだ日本でもローカルの規模なのだけども彼の作るカバンがしっかりと人気が出てきている。それはFreightBaggageにも同じく通じることだが、思いがちゃんと伝わりはじめるとその連鎖は一気に動き出すのだなってことを彼らが作る物たちが僕らにきちんと教えてくれた。
 

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そしてやはり雨の中タコスを求めに行くのである。

 

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Here you go!
最低3つは食える。

 

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お次は彼ら。

Tony & Ira。

BreadWinnerっていうフレーム達をつくっている。

 
TonyとIraは作ることの楽しさと難しさの両輪を知ったがゆえに前に動き出したと僕は感じている。だからこそ最大の尊敬もできるし、顔もやっぱり出しに行く。そうWhat’s new?って感じで。昨日読んだ村上さんのエッセイではないが、やはり継続することが一番難しいので、続けたいと思う人は自分のペースや確かな感覚の中で正確に動かなければいけない。しかしながらそれができる人のほうが一握りで殆どの人は少しカジってはどこかにいく。そんな感じが強く感じれる世界からどう抜け出すのかを考えて行き着いた結果を僕は尊重し手助けをしたいと強く思った。今年の彼らの提案もぜひしっかりとNAHBSで見て欲しい。そしてそれはとてもシンプルに良い場所に落ち着いているとも思う。
 

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そしてまた街に戻る。まだ職人でも街に住める。
そんなポートランドはいつまで続くのか少し不安にもなるのだが、
成長を信じる限りは仕様が無いのだろうか?
いや新たな概念がこの街から生まれる可能性は捨てきれない。

 

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Sykes Wood Fenderを作るPoulの本業は木材加工職人。
僕らのために多くの”小物”を作ってくれるのだが、
通常はもっと大層なことをしている。

 
$5000のテーブルを作ったり、超イカしたシーリングランプなんてのも作っている。木で作れるものなら何でも作りたいと思うタイプだ。僕がもし鉄の溶接できるならもちろん自転車を作ったり、椅子を作ったり、バーカウンターなんてのも作りたいと思う。自分のライフスタイルのできる事すべてを生み出したいと願うだろう。そしてそれは作りたいと思い続ける意志の話にも広がり、結果誰かの為にもなるかもしれない。少なからず自分も救われるならなおさら結構。作りたいと願うことが始まりなんだってPaulは教えてくれる。だから僕は料理からちゃんと始めようと思った。まるでてんでダメな子供みたいだとも思った。

 

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久しぶりに有名な会社にも行ってみた。

 
相変わらずの顔から、大量のニューカマーズまでを紹介してもらう過程で、その求心力って簡単には言えないほどの強烈に大きくなっている渦みたいなものをしっかりと感じた。そして古株のJeremyと久しぶりにたくさんの話をした。彼はとても豊かなアイデアを常に持つ。彼こそがThe Athleticsの仕掛け人であり、最近の彼と奥さんの大ヒット作なのだが、それ以外にもやりたいって思っていることを丁寧に話してくれる時に彼の顔が最高に素敵だった。そしてその笑顔にこそ乗っかる価値があると単純に思うわけなのだ。そしてどんな些細なことでも生きるための糧にすることができるということがこの話のコンクルージョン。
 
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そして一日の最後は食に終わることが正しい。
Olympic Provisions
圧倒的だ。

 
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圧倒的なミートが僕らに迫り来る。
圧倒的すぎる。
ホットドック一切れで涙が流せるとは思わなかった。
 
Oregon Day3に続きます。