Doppo: SimWorks Racing Team Edition
どっぽ【独歩】〔名〕
①ひとりで歩むこと。ひとりあるき。
②自力のみで物事に取り組むこと「独立──」
③並ぶもの無く優れた様子
Doppo シリーズ第 2 弾として開発が開始されたこのレーサーフレームは 3 年前、ATB とは少し違う意味においての「独り歩き」に特化したコンセプトを元に考え、生み出されたのでした。
Doppo Racer は多くの競技志向のサイクリストの皆さまからの繊細なご要望に答えるべく、SimWorks Racing チームからのフィードバックをもとに、長い月日をかけようやく皆さまへお披露目する日を迎えました。
シクロクロスレースでの SimWorks Racing の活躍は、東海だけでなく全国各地に足を運ぶ中でシムワークス ブランドとともに少しずつ注目集めてきました。
シーズンを重ねるごとにその活動も広がりを見せ、その活躍は今年になってさらに花を開き、2019年 全日本シクロクロス選手権などの日本国内レースだけにとどまらず、本場であるヨーロッパ、そして2020年 シクロクロス世界選手権においても世界中のファンから注目が集めました。
またレースのみならず、昨年開催された Grinduro や野辺山グラベルチェレンジの舗装路、グラベル、ダートが織り交ざるグラベルイベントにおいても、楽しむ要素も最大限に引き出してくれた Doppo Racer はまさに無限の可能性を秘めているのです。
一つ一つ大切に愛情を持って植物を育てていくのと同じように、雨の日も、風の日も、雪の日も SimWorks Racing のメンバーは Doppo Racer を休める日はありませんでした。 一人一人が持つ熱い想いと情熱はレースのみならずアドベンチャーライドにおいてもさまざまなストーリーを生みだし、チームメンバーとともにマシンも着実に成長してきたのでした。
今までバイクに手をかけたことがなかったメンバーも自然にメンテナンスを行い、常に綺麗に保つ心がけが愛情持つきっかけとなり、Doppo Racer を大切にしたいという思いにも繋がっていったのではないでしょうか。
そんなチームと一緒に歩んできたDoppo Racer SimWorks Racing チームエディションを数量限定にて発売致します。
SimWorks – Doppo Racer
SimWorks Racing Team Edition
Size : M / L
¥ 235,000(税抜)
クリスキング社製 InSet 7 付属
(カラーは選択いただけます。)
フレームは信頼のアメリカブランド NOVA 社の 7075 アルミチュービングを使用、アメリカンフレームらしく剛性と強度を兼ね備えた太めのパイプ選定と独特な形状のモノステーが目を引きます。 またアルミとは思えない、ほどよい硬さから生み出されるその乗り味は、ペダルを漕ぎ出してから加速段階においても不思議なほど気持ちよく伸びていき、スピードが上がってからも優れた巡航性や高い直進安定性があります。 加えてレースなどでのタイトコーナーやキャンバー、また距離のあるグラベルが続く道ににおいての安定操作性の良さは、思わず身を委ねたくなるほどです。
オフロードのみならずオンロードでもしっかり走るバイクに仕上がっていますので、ぜひその乗り心地を体験してみてください。
フォークも近年においてどんどんと知名度を上げてきた QBP 傘下のカーボンパーツメーカ Whisky & Co.社製のカーボンフォークが同色塗装で付属、前後共に 160 mm のディスクローターが使用可能となっています。
製造は、アメリカ国内にて元 Cielo ビルダーである現 Simple Bicycle 主催 Oscar Camarena に依頼。彼の手によって一台ずつ最高の溶接技術にて丁寧に製作されました。クロモリを溶接するより難しいとされるアルミにも関わらず、均一に波打たれた綺麗なビードからは惚れ惚れする美しさと高い技術力が伺えます。
また、彼が得意する MTB や BMX の要素を取り入れたフレーム設計により、レースなどで速さを求めるだけでなく、グラベルやロングライドなどでも自由に遊べるバイクとして、乗り手がどのように使いたいかをしっかりと汲み取ったまさにオールラウンダーな一台に仕上がっています。
主な仕様
- NOVA 製 7075 アルミニウム・チューブを使用
- 44 mm ヘッドチューブ
- Chris King 社製 InSet 7 が付属(お好きな色をお選びください)
- 軽量で強度の高い TIG 溶接
- Whisky & Co. 社製カーボンフォークが付属
- 160 mm ディスクローターまで使用可
- フロント台座:フラットマウント
リア台座:インターナショナルマウント - スルーアクスル F: 12 x 100 mm, R: 12 × 142 mm
- Maxタイヤクリアランス : 700c x 45 mm, 650b x 50 mm
- シートポストサイズ:27.2 mm
- 68 mm JIS Threded BB Shell
- シートクランプサイズ:34.9 mm
- フロントシングル・ダブルどちらでのも使用可能
- 2 ボトルアイレット付き
- Made in U.S.A
SIZE CHART|ジオメトリー
M | L | |
Seat Tube Length (mm) | 520 | 540 |
Top Tube Length (effective) (mm) | 535 | 551 |
Reach (mm) | 379 | 383 |
Stack (mm) | 560 | 580 |
Standover (mm) | 800 | 818 |
Head Tube angle (deg.) | 70.5 | 70.5 |
Head Tube Length (mm) | 129 | 150 |
Seat Tube angle (deg.) | 74.0 | 73.5 |
Chin Stay Length (mm) | 425 | 425 |
BB Drop (mm) | 69 | 69 |
BB Height (mm) | 290 | 290 |
Wheelbase (mm) | 1026 | 1047 |
Fork Length (mm) | 395 | 395 |
Fork Offset (mm) | 47 | 47 |
Chris King Custom Wheel Set スペシャルプライス
Sim Works Racing が Doppo Racer とともに使用するホイールは、Chris King 社の専属ホイールビルダーが組み上げる Chris King カスタムホイールセット。今回はみなさまにもぜひお試しいただきたく、特別プライスの 15 % off で提供させていただきます。
足廻りは走りの質を変える上でも非常に重要な要素で、常にベストな状態で末長く使い続けられるに越したことはありません。
耐久性・回転性能・重量のバランスに優れた Chris King のハブは、その性能も含めて、長く使い続けてほしいと設計されており使い込むほどにベアリング自体が馴染んでいきます。
気持ちよく回り続けてくれるそのスムースなハブは、手に入れたということの満足感以上に、やはりそれを使い切りたいとそう思わせてくれるのです。
レースの会場においても Chris King フリーメンテナンスを実施させていただいていたように、メンテナンス性の良さは常にフレッシュな状態でレースに挑むための重要な部分です。
使い手自身にも積極的に手入れをして言って欲しいという願いも込めて、Chris King のハブはできる限りシンプルな思想を落とし込んおり、スモールパーツ1つから手配ができるので、万一のことがあっても安心です。
Doppo Racer は 700c x 45 mm / 650b x 50 mmの 2 種類のホイール系を飲み込むコンバーチブル仕様となっておりますので、用途に応じた 2 つのホイールセットを持っておけばどんな道にも対応出来ます。
最高の組み合わせがあなただけの特別な一台になってくれることでしょう。
どのシーズン、どんなシュチュエーションにおいても、もっとも使い切れる、最高のハンドメイドフレームである Doppo Racer をこの機会に生涯の相棒としてみるのはいかがでしょうか。
数量限定でのスペシャルオファー、2度とはやって来ないであろうこの機会をぜひお見逃しなく。
商品に関するご質問等ございましたらお気軽に SimWorks までお問い合わせください。