【Porcelain Rocket】Mr.Fusion mini – 新しい機能としての小ささ
今年も年始にスタートしたダカールラリー。パリからダカールまで12,000kmを旅しながらレースやろうぜ!っていうティエリー・サビーヌ(当時28歳)の呼びかけで始まった旅+レースのぶっ飛んだ企画は今では世界的ビッグレースになっています。
09年に南米にその舞台を移していますが、今年も、そしてこれまで何度かその過酷なラリーのコースにもなっているアタカマ砂漠を、昨秋に1ヶ月におよぶバイクパッキングで走破したポーセリンロケットのスコット達(上記写真2枚)。
こういった多くのビッグライドの経験と試行錯誤から新しいアイデアを次々生み出しているポーセリンロケットですが、特にサポートフープ付きサドルバッグのMr.Fusionは名作です。重い荷物を積載した状態でのダンシングにも左右に揺れない大型サドルバッグは想像以上に快適に走る事ができます。サポートフープの部分はアタカマのバイクパッキングにも同行していたハンターサイクルズのリック・ハンターとの共同開発です。
Mr.Fusion MINI (プロダクトページ)
Mr.Fusionはビッグライドが多い彼らの必須装備なのですが、その大容量と引き換えに大きなシートクリアランスが必要となり、大きめのMTBを想定した作りとなっていました。
新しく登場したのはその小型版であるMr.Fusion MINI。アウトドアギアにおいて容量が小さくなるというのは、新しい機能の追加でもあります。
・シクロクロスやツーリングバイクへの装着が可能になる。
・軽く小さい装備を厳選して、より速く遠くへ行けるようになる。
・補給できる場所の多い日本のフィールドにちょうど良い積載量。
といったメリットは、ULハイクを源流に持つバイクパッキングにおいて正常進化といえるでしょう。
大きさをノーマルのMr.Fusion V2と比較してみました。
◆装着に必要なクリアランス
Mr.Fusion V2 (〜14リットル)
シートチューブ-サドルレール 16cm
タイヤ – サドルレール 21cm
Mr.Fusion Mini (〜9リットル)
シートチューブ – サドルレール 11cm
タイヤ – サドルレール 16cm
大きさ以外の仕組みは共通です。
ドライバッグは付属しますが、市販のものでも問題ありません。ワンタッチで取り外しできるので、自転車から離れる時に持っていけるのも便利です。
基本的にはカスタムオーダー(詳細)ですが、ブラックやマルチカモ、ダークカモなどのベーシックなカラーは少しだけ在庫があります。
お近くのシムワークスディーラーでお問合せ下さい。
Mr.Fusion Mini
https://sim-works.com/porcelainrocket/mr-fusion-mini
MCA BASIC再入荷
フロントバッグはMCA BASIC (プロダクトページ)が再入荷しています。
寝袋やテントを抱き込むかたちでハンドルに装備するこのバッグは、2泊以上のキャンプライドは必須装備となるでしょう。
こちらも生地等が選べるカスタムオーダー(詳細)と安価なベーシックシリーズがあります。
ベーシックシリーズだけでも、フロントバッグ、フレームバッグ、サドルバッグの色と素材を統一する事ができます。
同バッグでのセットアップはやはり美しいのです。
MCA Basic Front System
https://sim-works.com/porcelainrocket/mca-basic
ポーセリンロケット ブランドページ
https://sim-works.com/porcelainrocket
ポーセリンロケット カスタムオーダーについて
https://sim-works.com/porcelainrocket-custom