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2013/12/27

Joachim Parbo : 鋼の決意 from BUZZ

先日もお伝えした、Cielo Cross RacerをUCIレースにて駆るヨーロピアンシクロクロッサー “Joachim Parbo” が北米でのレース転戦ならびにポートランドにて過ごした日々についてBUZZがリポートしていたので転載します。
彼の情熱を少しでも皆様に感じ取ってもらえると嬉しいです。
 
Joachim Parbo : 鋼の決意 from BUZZ
 
Joachim Parboはすごい奴だ!彼の友人達にはParboとして知られている彼は、今シーズンChrisKingのCielo Cross Racerをヨーロッパと北米のUCIシクロクロスレースにて走らせている。スローな形でシーズンをスタート後、北米で彼は自分のフォームを取り戻し、先週のオレゴン州ベンドにての西海岸レースに参加する前に、東海岸とコロラドにてレースをしてきた。彼はもっと良い順位を期待していたが、極寒のコンディションで25位をたたき出したのは賞賛物であると思われる。このまま続けば、2014年2月に行なわれるオランダのHoogerheide(ホーヘルハイデ)におけるレースにて、このデンマーク人が乗る”鋼鉄”のCieloが1位になるのも夢ではなくなってきている。

 
Parboはポートランドにて1週間を過ごした。彼はその時、バイクレースの話や、何がシクロクロスのレースバイクを最高にさせるかなどの彼なりの考えを教えてくれたり、なぜ、そしてどうやって私たちがChrisKingのファクトリーにて物を作るかなどを勉強していた。シクロクロスレーサーのエリート級である以上に、彼は故郷であるデンマークのAarhus(オーフス)にて自転車のインフラアドバイザーとして企画開発部にてフルタイムで働いている。彼は何がポートランドを最高なアーバンサイクルの地として作り上げられるのかという事をとても学びたがっているのだ。
 
競争をするレーサーとして、Parboは彼が使うパーツにとてもこだわりを持っており、彼はとても熱心にそのパーツが作られる行程と、仕上った後の中身がどう動くかという事まで興味を持っている。工場見学の後、私たちの技術部と一緒に午後を過ごし、どうやってクリスキングのRingDriveが一瞬にして噛合うのか、そしてなぜ我々のベアリングが年を重ねる事に良くなるのか、ツアーの間におけるハブのフルサービスの仕方などを学んでいた。
 

 
彼が現在のCross Racerに喜んでいる一方で、Cieloのデザインチームはもっと速くなるように彼の考えを取り入れようと様々な角度から彼の意見を取り入れようとした。エリート級のレーサーからのフィードバックは非常に貴重なものである。つまり、このレベルのライダーはローカルレーサーが走っている量より、もっと時間を費やして走り込んでいるからである。平均的なライダーにとってはあまり重要ではない微妙な違いや、微調整などは、プロのライダーになるととても大きく影響を及ぼすのである。私たちは全てのプロダクトにおいて常に洗練していくポイントを探しており、Parboのフィードバックは最も重要なので細心の注意を払って今後のCielo Cross Racerの設計哲学に取り込んでいきたいと思う。
 

彼にとってレースをする事は全てではない。そしてポートランドにてJoachimが過ごしたほとんどの時間は、自転車支持者や自転車組織とのミーティングであった。ある夜の事、彼はBike PortlandのJonathan Mausと一緒に時間を過ごし、次の日の朝、BTAのミーティングに参加していた。Parboは自転車のサイジングとフィッティング、乗車技術そして機材についてを教えるということが何より大切な教育であり、そして新しくパーツを取り付ける人や、自分の自転車や運転技術に自信が無い人などに対しても見落としがないようにするべきだと提案をしていた。私たちは彼のアイデアをより分かりやすい説明にしたいのParboと一緒になって今後も考えていくので、このブログをこれからもぜひチェックしてもらいたい。
 

 
素晴らしい時間には終わりがあるように、デンマーク語の障壁がある自転車大使との楽しい時間には終わりが告げられた。Parboが彼のキャンペーンをヨーロッパで行なっている間、私たちは目を見開き、そして彼が世界チャンピオンになる時を待ち続けたいと思う。