内灘から愛 2012、夏。
Text by Shinya Tanaka
Photo by Eri Tanaka
今年もBangKingが終わった。
秋を感じるようになった。
とても自然で贅沢な夏の流れが出来つつあると思った。
ぼくたちがBangKingをはじめて6年がたちました。
その間には多くの人の出入りがあり、また変わりゆく流行があり、
でも僕たちは “変わらず” にやりたいことをやろう、
やらなければいけないことをやろうと思い続けて、動き続けてきました。
そして勝った負けただけじゃない本当に自分たちが大事にしたい本質を、運営と参加の双方がしっかりと共有して、また次の大会に繋げていくというシステムを、ようやくきちんと手に入れた感じがします。
(Kidsレースははじめてでしたがすごくよかった!)
そして、観客参加型の企画として”SimWorks”と名古屋のNPOである”チャリンコ活用推進研究会”の運営で “You Bet! “という競輪模擬ゲームを取り入れることによって、より多くの走る以外の参加者にも、きっとBangKingを楽しんでいただけたかと思っています。(優勝者にはCieloのフレームをプレゼントしました!)
また個人的に最終的にはすべてをここでやりたいとおもうのです。
町内ロードレースだって、山間クロスカントリーだって、真夜中の海岸沿いシクロクロスとか。 アマチュアアワーレコードチャレンジとか、やりたいことは何でもやりたいって密かに思っているのです。 (バンクの真ん中で2時間耐久を高みの見物しながらBBQとかね。w)
BangKingの意味は色々あると思う。
でも一番は運営側もみな平等に走ることができるということじゃないかと思う。
全員で走るのである。
全員で楽しむのである。
この感覚、このやり方でもっともっとロックしたいと思うのである。
来年が待ち遠しい。
帰り際にみんながそう声をかけてくれた。
ぼくもそう思った。
みんな最高の夏をありがとう!
そして内灘よ、来年も最高の愛をよろしく!