FEATURE2015/5/7Oregon, Portland vol.1 / PhilosophyBags
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西海岸の北部には何があるのだろうか。
インテルがあり、大学があり、人がいて、街がある。
オレゴンから愛と言うドラマもあったっけ。
今や全米を代表するバイクタウンと名高いポートランドがあるのが
オレゴン。
アメリカンビルダーの代表的存在Vanilla Worksや
自転車衣料の異端児Raphaのアメリカンオフィスもある。
UBIというビルダーを養成する学校もあったり
人口約55万人に対して40人以上のビルダーがいる。
そんな街にお邪魔をしたのは単純に前に進める努力をする為で、
観光ではない。
断じて無い。。。
ダウンタウンへ
まずはポートランドの街を徘徊してみた。
ダウンタウンなんて何年ぶりに行くのだろう。
ダウンタウン=ステレオタイプなダサイ場所、
と言うのが僕の価値観だった。
それが少しづつ変わり始めている。
多分、今は地代が下がりまだまだ人の気が引ける場所であり、
またある種の人が新しい魅力と価値をを引き出そうとしている。
あぁダウンタウンへ駆け出そうか。
そう人は変わり、街も変わるのさ。
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“Just married…” ”coffee…”
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![sim_f001_06](https://sim-works.com/wp-content/uploads/sim_f001_06.jpg)
“I love bearing…” ”cargo bike…”
でもって徘徊中に見つけたなかなかイカシタやつがこれ。
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![sim_f001_08](https://sim-works.com/wp-content/uploads/sim_f001_08.jpg)
わかりますか?これがそうなってこうなっております。
バイクはGlove by Specialized with DI-2 installed.
タマンネェゼベイベーって店のおねいちゃんをナンパしてみたら
逆にサイクルキャップを6個も買わされたってこと。
いかす。
PhilosophyBag
PhilosophyBagが生み出されるのはポートランドから少し離れた
のどかな環境の小さい街の中。
![sim_f001_02](https://sim-works.com/wp-content/uploads/sim_f001_02.jpg)
右端がTroy。 Philosophyの代表。多くのアイデアを常に持って、形に変えていく役目。
この男が中心となって、女の子3人で切り盛りする。
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![sim_f001_03](https://sim-works.com/wp-content/uploads/sim_f001_03.jpg)
many kind of pro to type
![sim_f001_04](https://sim-works.com/wp-content/uploads/sim_f001_04.jpg)
![sim_f001_01](https://sim-works.com/wp-content/uploads/sim_f001_01.jpg)
こうやって1つづつ作られていく。時間もかかる。
PhilosophyBagはTwillとCanvasの間に防水透湿性を持つフィルムを
挟み込む生地作りから始まる。
それをカットして、レザーの型を抜きエンボスを打つ。
それをそれぞれの行程の3人の女の子がしっかりと縫っていく。
最後にTroyが検品をして世の中に送り出す。
まだまだうまく行かない事も多くあるし、ちょっとしたミスもある。
だから良いってことでは無いのだけど、その人間臭さが僕にとっての
大事な選びのポイントでもある。
それを “僕たち” で修正をして、より良い形に変えていくパートナーになる。
そんな気持ちでつきあっていると言う事を、
理解出来る人だけに理解してもらえれば僕は本望だ。
そしてそんな人たちが造り出すモノは最高に温かくて、
最高にシンプルなくせに美しくて、優しさに満ちている。