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2016/1/13

[SyCip] JB Bar updated…

JB Bar

1992年に開放されたシシップ兄弟の自由な発想とその作品と呼ぶべき自転車の数々は、西海岸に端を発した自転車遊びが元来持つ可能性が無限大であることを示したように思います。そんな彼らの発明や創造については枚挙に暇がありませんが、今回はその一つ「ジャバボーイ・バー」に注目してみました。
 

SyCip Java Boy
 

シシップのコミューターライン、ジャバボーイ(ジャバガールもあります)に装着されるために、当時は一点ずつ、シシップ兄弟たちの手によって曲げ加工されて作られていたこのハンドル。なんともユニークな形をしております。特徴はなんといってもカーヴしているグリップ。天地をどちらに向けても手の中でクイっと曲がった感触が不思議と気持ち良い…という逸品。確かに、手のひらには平らなところはありませんし、なるほど曲がったところがしっくり来るのはなにもドロップハンドルに限ったことでは無いわけです。そう、見た目以上にね。
 

SyCip Java Boy

 
そんなジャバボーイ・バーは21世紀に入り、更なる進化を遂げ「JB Bar」として2014年に日東との共同開発により量産化され、カーヴィなグリップは多くのサイクリストの手の中でしっくりと来ていました。そしてこの2016年、よりオリジナルのフォルムに近づき、少しだけコンパクトにマイナーチェンジを受け、ふたたび我々のもとに帰って来たのです。

グリップ近辺にあるプリント・ライン上でカットすることで、オリジナル・ジャバボーイ・スタイルをお楽しみいただけますし、もちろんそのままでもコミューター用のハンドルバーとして秀逸な仕上がり。材質は当時と同様に軽量で丈夫なクロモリ製で、もちろん安心で由緒正しき日本国内の日東 二本松工場での生産品。

日本国内では、シムワークスの販売代理店を通じてお求めいただけます。アメリカ及びその他の国にお住まいの方は、直接シシップ・バイクスまでご注文くださいね。

JB Barに関する詳しい情報はこちらのページへどうぞ。

JB Bar

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