2019/5/18
【SimWorks x Paul Component】Life is like a box of chocolates.

“Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.”


ものづくりはとても難しい。

だからこそアメリカンメイドにこだわり、「長く使い続けることのできるものを生み出す」という本質的な目標と、それを実行しようという熱量を持ってものづくりと向き合っている人たちがいるのです。

1989年以来、ポール・コンポーネントは、カリフォルニア州・チコのテキサコ・オイルの元配油設備であったガレージを改装し、今に至るまでそのガレージ内で丁寧に自転車部品を製造しています。

ポールの持つ哲学に素晴らしい製品の製造とは、シンプルなアイデアを元に簡単な保守性と高いレベルでの機能を兼ね備えるべきであると信じて、ものづくりを日々進めているのです。

先日、ちょうどポールのファクトリーを訪れた日は金曜日。 彼らは毎週金曜日を「Tie Dye Friday」として、みんなタイダイ染めのTシャツを来て出勤しています。 聞けば、地元チコのUSPSの配達員がUSPSのユニフォームをタイダイ染めしていたのがきっかけらしい。「なんてクールなんだ!」って。 それからみんな金曜日にはタイダイTを着て来るようになったという。

それは些細なことかもしれないけれど、自分たちの職場をどうやって働きやすく、そして楽しい環境にしようかっていうのはそういった日々のアイデアが大切だと思うのです。

そんな彼らも、ものづくりの中で様々な壁に直面することがあります。 彼らの30周年を記念して作られたグリーンカラーのリミテッドエディション。 グリーンのアノダイジングというのは本当に難しく、部位によって色の仕上がりが異なってしまうという難題と長きに渡り闘っていました。

アノダイジングの問題はポールだけでなく、同じくアメリカ製にこだわりヘッドセットやハブを製作するクリスキングも抱えていた問題、全てのパーツを正しいアノダイジングカラーで全て揃えるのは本当に至難の技なのです。


でも、何より大切なのは、長く使い続けられるものであること。

そしてそれを実現するために厳選した素材を用い、できる限り分解可能な構造とし、それによって使い続けて行く上でのメンテナンスや、万一の部分的な補修などを可能にするのです。


それこそがポールコンポーネントたる所以であり、それを作っている人たちは皆、スタイルは様々であれ、自転車を愛するサイクリストであるということが大切なんだと思います。

そんな彼らの30周年という歴史の尊敬の念も込め、新たにリミテッドコラボレーションを作り、このタイミングで発表することになりましたのでご紹介します。

【SimWorks x Paul Component】
Chocolate Edition


メカニカルディスクブレーキのチョイスの中ではもはや定番とも言えるKlamperですが、今回のオーダではみなさまからの声が多かった、ショートプルとロングプルを共にラインナップ。

またLove Lever、Quick Release Seat Post Collar 、Quick Release Skewerというシムワークスがチョイスしたラインナップをブラウンカラーにアノダイジングしたチョコレートエディション。

ポールのグリーンアノダイジングと同様に、用いているアルミの番手の違いなどにより色の濃淡のバラつきがあり、パーツごとで、もしくは同じパーツでも部位によって色の違いがあります。 それはまさにチョコレートボックスのように、箱を開けてみないとわかりません。

だけれど、仕上がりの色云々よりも、そのパーツが安心して長く使い続けられる製品であるということが何よりも伝えたくて、あえてこのカラーをお願いしました。 ビターやミルク味のようなブラウンの濃淡が織りなす仕上がりをお楽しみいただければと思います。

また、以前スペシャルカラーとしてリリースしました、KlamperのSimWorksスペシャルカラーであるグリーンとレッドのリミテッドモデルも、ブラウン同様にショートプル・ロングプルで再登場。 そしてクイックリリースおよびシートクランプも若干数ですが入庫完了。

特に問い合わせの多かったブラック&グリーンを筆頭に、普段ポールがオファーしていないレッドカラーのアイテムは数に限りがありますので、この機会をお見逃しなく!

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