木漏れ日のトレイルと、新しい製品と。
朝のおにぎりを頬張りながらトランポに揺られること小一時間。
本格的な梅雨が訪れる前のこの日、木漏れ日が降り注ぐナイスなトレイルにてメロウ・ライドを楽しむことができました。
ウェルダン井上氏による道案内。
午後には戻って出荷作業が控えているシムワーカーズ。
ライドして仕事して、きっと就業後にはいつもよりビールが美味しくなるよねって寸法です。
そして満を持して仕上がってきた新作ハンドルの撮影もこなします。
まずはこちら。
トレイルライドにはもってこいの「モウモウバー/Mowmow bar」
Mowmow Bar
Made by NITTO
Material : CRMO STEEL
Width : 700mm
Center diam. : 25.4mm
Bar diam. : 22.2mm
Rise : 38mm
Sweep : 9°(Back) 5°(Up)
Color : Silver & Black
Price : ¥5,600
こんなシンプルなクロモリ・ライザーバーをずっと作りたかったわけなんです。でもって世界をざっと見渡してみる、きっと日に日に良くなっているに違いないはずだけど、こんなんでもよかったなと、ふと感じてしまうときもあって。そんなイメージの中でできるうる限り軽くて、丈夫で、とてもシックなライザーバーをイメージしてみました。巨人族がその体重を乗っけたってびくともしないようなイメージかつ、せっかく細身で作れるのならそのルックスを最大限に活かしてみるのも悪くないはずだと。そしてそれはオンオフを問わないどんなカテゴリーのバイクにもきっと受け入れられると思ったわけなのです。
モダン・クラシック好き田中が駆るのはレトロテック/クロスカントリー 650b。
足るを知ったクロカンバイクはやっぱり里山がお似合いだなと。
続きましては帰ってきた「ファンスリーバー/Fun 3 bar」
シムワークスのオールテラインコンセプトを注ぎ込んでリファインされました。
Fun 3 Bar
Made by NITTO
Material : CRMO STEEL
Width : 680mm
Center diam. : 25.4mm
Bar diam. : 22.2mm
Rise : 25mm
Sweep : 35°(Back) 1.5°(Up)
Color : Silver & Black
Price : ¥5,800
本当に多くの人に訊ねられました。あのバーはなんですか?もう作らないのですか?あのままでもいいから再生産してください。などど。本当に嬉しい限りでしたがあの奇妙な曲げ加工と様々なこちら側の諸事情によって一度は諦めたわけですが、でもなんとかしたいという執着心から再びこの世に生を受けることになったFUN3 Bar。
ちょっと説明すると過去に使っていたアルミパイプはオフロードバイク用だったわけで、もちろん最高の強度を誇っていましたが、パイプ素材も底をつき、重量もやはり気になるわけで、なんとか軽量クロモリに置き換えての再生産を目指して、何度も繰り返す強度テスト、テスト、テスト、ext。。。ようやく5年の時を経てここにプロダクションへと導かれたわけなのです。
バーセンター25.4mm、ライズ25mm、バックスイープ35°全長は680mmとして生まれ変わった新型ファンスリーは曲げれない形状はないと自負するNITTOの強い意志と、どこを握っても、どんな自転車に対しても感じが良いを合い言葉に、スペックに包容力という最高なキーワードに持つ新種のATBバーです。
どちらもお求めは全国のシムワークスディーラーへご注文くださいませ。
撮影者剣持のハンター/スワンパー29er。
通勤からトレイルまで、いつでも一緒な暮らしの相棒。
本当どこでもいけちゃいます。
続いて持ち主のキャラクターが色濃いバイク達も順に紹介してみましょう。
柳瀬はシエロ MTB 29erでどんなトレイルでもドロップハンドル仕様。
ロードのようにモリモリこぐのが好きなようです。
RALのバイクパック類の製品開発を担う彼曰く、その便利さにはきっと満足してもらえるとのこと。
ウェルダン井上氏はデサルヴォの29er。
彼のプロデュースする快適装備も、こうして実地にて研究開発されているようです。
「ここはノーキャルだっけか?」「いいえ、岡崎です」
クリスキング担当山岸もシエロ MTB 29er。
現在新色のリリースに追われている為か体重増に悩まされているとか。
OMMに向けて追い込むそうです。
カラシ色がフェイバリットカラーのリエ某さまは、27.5″のハンター ウッドラット。
もちろん好物はカレー、なのかはともかく、トレイル遊びは本場カリフォルニア仕込みの晴れ女です。
ランディ・ジョーのスカートがお気に入りの必殺仕事人ひとみは、日本限定のシエロ・クロスクラシックでとても楽しそう。
ちょっとタイヤが細めでしたが、なんの、難しい所は降りれば良いし、木漏れ日の森の中をゆっくり満喫していましたね。
というわけで新製品のご紹介を兼ねて、シムワークスのカンパニーライドの様子、それぞれのバイクを紹介させていただきました。
各地で梅雨な空模様ですが、皆さんも楽しい自転車ライフを♬
Happy Trails !!