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2013/11/30

-Service Tips-

ChrisKing R45/11Sコンバージョン編
 

多くの方に質問されることがShimano 8~10SフリーボディーのR45を11Sに変換できるかという質問。 これはもちろん出来ます!
(現状のR45、R45DISCにつきましては11Sボディーでの出荷となりますのでご安心ください。)
 
しかしながら多くの他社様のものとは少し異なりまして、内部のリングドライブシステムを最適に動かすためのアクスルの新設計を行ったために、残念ながらフリーボディーのみを変換すればO.Kではありません。専用のHUB TOOLを使用していただき、フリーボディー内のベアリングを丁寧に抜いていただき、新しい11Sのフリーボディーに打ち直し、そして11S用の専用アクスルを装着する必要があります。
ChrisKing R45_HUB 11S Conversion
R45 11S FreeBody ¥8500_ (Without Tax)
R45 11S AXLE ¥7800_ (Without Tax)
*フリーボディー内部のベアリングの打ち直しが必要となります。

 

そしてこちらのほうが一般的にはより重要だと考えていますセンター間のずれの問題。これは上部の英語マニュアルにも記載があります通りに、フリーボディーの全長が1.8mm伸びたことによってセンターとフランジ間の数値が変化します。その数字は以下の通りになりますのでホイールビルダーの皆様はスポーク長計算時には新しいこの数字を参考にお願い致します。
 
そしてもちろんですがホイールを組んだ状態でこのコンバージョンを行うとセンターは左にずれますのでこちらも必ずセンター出しの再調整を行う必要がありますのでご注意ください。
 
現在全てのマニュアルの日本語化を着々と進めていますが、やはりなかなか手ごわいものなのでもうしばらく掛かりそうです。
また皆様の素朴な疑問質問をどしどしとお待ちしておりますのでコメント欄、メール、FBやTweetなどからぜひよろしくお願いします!