NAHBS calling
NAHBSの名前を知ったのは10年ほど前でした。
NAHBS / ナーブス(North American Handmade Bicycle Show)
そのころの僕はまだハンドメイドバイクの存在すら知らず、自転車といえば大手メーカーから作り出される、フルサスペンションバイクや最新カーボンバイクに心奪われており、ハンドメイドと聞いてもさして印象に残らなかったのを覚えています。
それから数年後、カナダでの自転車三昧の日々やアメリカ横断ツアーなどを決行したことによって、日本とは大きく異なった北米の自転車文化を実体験したうえで、再び目の前に現れたナーブスとよばれる化け物のような存在は、10年前とはそのイメージも迫力もより一層リアルに感じ取れるようになっており、そこから発信される全ての物事に完全に心を奪われるようになってしまったのでした。
そして、始めて実際に訪ねることになった前回のサクラメント・ナーブス(2012)によって、僕は完全にノックアウトさせられ、その場で人生の岐路を突きつけられ、その進むべき道を指し示されたのでした。
そんなナーブスという晴舞台に今年、いやもう今週末にはSimWorksとしてブース出展をさせて頂くことになりました。
僕の心は最高潮に踊っています。
日本のメーカーとしての出店に加えて、アメリカ国内からも特に引き合いの多い製品たちとともに、今回世界に対してはじめてお披露目をすることになる新たな製品を連れて行くなんて。
純粋に北米のサイクリストにも日本の皆様と同じようにわれわれのプロダクツを喜び、そして人生を楽しんでもらいたい、そんな気持ちがもうすでに先立ってしまっています。
そしてナーブス後にも控える西海岸縦断ツアー。
帰ってくるときには、外まわりも含め一回りも二回りも大きく成長していたいと思います。
そんな旅の模様をぜひ皆様にも見ていただきたいと思いますので、
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毎晩、寝不足にさせることを目標にしていますので。