Hoshizora Bottle: Elkton の星空に捧ぐ
Text & Photo By Minami Chaya
Randi と Eric ファミリーに案内してもらったキャンプはきっと彼らにとっては日常の一部なんだろうけれど、私にとってはスペシャルな時間だった。
同時に、町の日常を愛せる人でありたいし、そんな場所に私も住みたいと思った。
贅沢は必ずしも遠くにあるわけではない。
でも、遠くに行ったことがなかったら近くの良さはわからないのかなとも思う。
大冒険した気持ちになっていたけど、この日キャンプした場所は彼らの家からたった15分ほど自転車で走ったところだった。
本物のアルパカを見たのはこの時が初めてだったし、アルパカやロバの横をおじゃましま〜すと自転車で通ることなんて人生でこれっきりなんじゃない?
近いからこそ、好きなものはぜーんぶ自転車に積み込んで。
犬と一緒に川で遊んで、みんなで夕食のケバブや朝食の用意をして、焚き火を囲んで自転車に詰め込んできたビールを飲んで。
あたりに一切明かりのないこの場所からみた星空は、空気が澄んでいるからなのか、この世のすべての星が光ってるんじゃない?っていうくらいきれいだった。
「昨日の星空?いつもあんなかんじだよ」
Ericが笑顔で教えてくれた。
帰りに買わせてもらった Randi のバッグを使うと町の景色や彼らの顔が浮かんできて優しい気持ちになる。
そんな想い出を留めるとともに、近くの贅沢に目を向ける大切さや優しさをいつでも思い出せるように、身近なキャンバスに落とし込んだのがこのボトルなのでした。
今月から私も新しい町に住む。身近にどれだけ素敵な場所があるかなって想像すると、ワクワクが止まらないよ。 茶屋みなみ
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