Good stories.
ChrisKingについてのすばらしいストーリーは限りなくあるのだ。
モノから伝える、思想から伝える。 どれをとっても素晴らしい話ばかりなのだ。
そのひとつ、最近のCielo ”BUZZ”からの投稿をご紹介します。
It comes from Black Lagoon.
それはブラック・ラグーンから来た物だった。
数日前、アリゾナ州にあるスコッツデール市のRage Cycles / ジェシー・マーティンが私たちのハブに関してこんなE-MAILを送ってきた。
こんにちは
これが数日前にお店に来たホイールで、どうして来たかというストーリーを知ってもらいたいと思いました。私たちのお客様が、市の水路掃除をしている時にこのホイールを見つけました。それを見てみると、このホイールは数年もの間水に浸かっていたように見えます。ハブのアノダイゼーションは完全に薄れ、変わっており、スポークは周りに色々な物が取り付いており、リムは錆びており、アルミに深い穴が空いています。もっといくと、ハブを分解してみた時に驚いたのですが、内部は全く汚れていなく、ベアリングなどはマーケットに出ているものより良く感じたのです。少し洗浄して、リング・ドライブ・ルーブを使用し、ハブを元に戻した時、新品と同じ状態になりました。クリス・キングの質に対して本当に驚きの証明をした形となりました。
私たち(Chris King)はジェシーにハブのシリアルナンバーを尋ね、それは1997年に作られたものと判明しました。
15年後に、深い暗い川底から這い上がり、そしてまた動き始めようとしているのである。
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後日談として、現在このハブは極めて正常に作動し、トレイルライドを中心にこのハブを実際に使用して楽しんでいるとのこと。
良い素材に適切な工作は名の通りの”PRECISION”を生み出します。
その精巧性は安定した品質と耐久へと導きます。
ぜひみなさんにもChrisKingクオリティを体験して頂きたいのです。
text by Shinya Tanaka