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2017/3/1

#CKPChistory Vol.11

 

  
 
1986年にクリスキングとWTBがヘッドセット コラボレーション・プロジェクトを行ったことをご存知でしたか?
WTB (Wilderness Trail Bikes)の創設者の一人であり、マリン・カウンティーにおけるマウンテンバイクの先祖の一人としていつも名前が上がるチャーリー・カニンガムは、ChrisKing 2Nut 1″ヘッドセットがベースのグリースガード・バージョンをデザインしてそれを製造してくれるようにクリスにアプローチしました。
 
この特別なヘッドセットの特徴としては、専用インナーシール、ベアリングレースそしてカップを内蔵しているということです。 このアイデアの中心にはライダーやメカニックが、オレンジ色のOリングの下に隠されたグリスポートを介して上下のベアリングにグリースを直接塗ることができるようにすることでした。
 
このプロジェクトは1年のみの限定的なものとなったそうですが、当時はサンタバーバラに工場があったクリスキング社がおなじくカリフォルニア州内に生息していたアメリカン・サイクルカルチャーの生き字引たちと、ライド中、そしてオフサドルにおいてどんな夢を語り合っていたのか、そんな想像すらしてしまえ、歴史的な製品のひとつではないかとおもいます。
(クリスキングのヘッドセットを先に買ってしまった一個人の感想として、その後発売されたWTB製のグリスガードシステムヘッドはなんだかなというイメージしか残ってはいませんが。。。でも歴史の産物としてWTB製のヘッドセットも捨てきれなかったのはそんな歴史や伝説と言う名の持つ力なのかもしれません。 今回は余談が長くてすいませんでした。)

#CKPChistoryに掲載する全てのクリスキングの歴史については、直接クリスキングから教えられ、学びとった事実となっています。
 


 

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