バブル到来?
こんなことになるとは。。。
先日リリースの Bubblyペダル、全く供給が追いついていません。申し訳ないです。今月末にも続いての入荷がありますが、恐らくまだ充分行き渡る数量とは言えなさそうです。しばらく品薄が続きご迷惑をおかけするかと思いますが、なるべくご期待に応えられるよう勤めますので、今後とも弊社からの告知にアンテナを張っていてください。
コロナ禍の自転車業界は奇妙なままです。憶測がつもり積もって発酵してガスを吹出し5分で肺も腐るのでマスクは必須。笑っているのか怒っているのかもわかりませんが、目はしっかりと開けて、現実から目をそらしてはいけません。
日東、本所、パナレーサー、、、MKS もしかりですが、欧米の主要問屋からのニーズ爆増を受けていて、国内各社製造ラインはとにかく逼迫しています。 何が起きているのかはご自身で調べていただくとして、今こそがMade in Japan のクオリティを改めて世界に示す好機と捉えつつも、決して順風とは思えない生ぬるく妖しげな風を受けて船を進めます。
SimWorks は10年ほど前、その始まりからこう謳っていました。「日本国内の製造の手を止めない為に」と。この度三ヶ島製作所がその船団に加わってくれたことは孔明を得たようなもので、Bubbly のクオリティを味わっていただければ(品薄なのにスミマセン…)そのパワーが伝わってくると思いますが、こういうのって実は同じ言葉を話して、同じ米をうまいウマいよって距離感だからこそ実現するんだって、始めから薄っすらだったかハッキリだったか判っていたんです。
他国に製造を依頼するのがいけないとか、愛国とかそういう話じゃなくて、純粋にクオリティを維持するのが難しい。米国製でも中国製でも、自分たちの納得できるクオリティでの仕事(開発から流通まで)って正直僕らには無理だ。ずっとやってきたからわかる。輸入するだけでも大変なのに、更に世界の混乱が影響してきたらもうね、カオス。まったく手に負えないでしょう。
でも改めて感じるんです。今、このピンチに船が前へと進むのは、国産だからだ、と。間違ってなかったぞと!
製造ラインのお姉さんが、ペダルを一つずつ丁寧に研磨しているところを撮影させてもらっていたら、そのお姉さんが「シムワークスさんでしょ?」と。「息子の自転車に色々部品がついるんですよ〜」だって。ありがとうございます。もうね、ジンジンしますよ。
ここからですよ、ここからものが生まれてます。そして、新東名をぶっ飛ばしたりして、あなたに届くのです。
丁寧で確実なものづくりには時間がかかります。ちょっとお待たせするかもしれませんが、必ずお届けしますのでどうかご辛抱ください。