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2019/7/2

万能交通手段としての自転車 – BIKE to 森、道、市場とCYCLE CLOAK

森、道、市場でのイベント駐輪場サービスCYCLE CLOAKの運営は今年で4年目。
約10万人の来場者を集める、中部地区最大の音楽とマーケットのフェスは、蒲郡のビーチから遊園地まで会場を広げてますますパワーアップしている。

駐車場がなくなる?

4年前と比べると、会場のラグーナ蒲郡の周辺の開発もかなり進んで、空き地だった場所に新たな施設がたくさん立ち並びはじめた。
街が発展しているのは喜ばしい事だが、一方でイベント時の重要な駐車場スペースが無くなっていく。駐車料金高騰と周囲の大渋滞という課題も残ったままだ。

「ケッタで来る人をもっと増やしたいんだわ〜」という森道主催の岩瀬さんの要望は、自転車という面白そうなコンテンツへの興味から、問題解決の実際的な取り組みへと少しずつ変化しはじめている。

自転車専用の入場券、入り口、キャンプ場

今年は単なる駐輪場とライドツアーだけでなく、優先入場できる専用入り口の運営や、自転車専用入場チケットの販売も手がけた。専用キャンプ場は、海辺の貸別荘エリアを使わせてもらい快適そのもの。

そんな自転車とフェスの関係性についてトークする機会を、Purveyors. STAGEの《森道テレフォンショッキング》のひとつとしてもらって、d design travelの佐々木女史やAYA BIKESの綾ちゃんと一緒に出演した。
録画はこちら

自転車は日常の足

自転車を趣味にしたり好きになったりすると、値段の高い高性能な自転車に乗ってレースやアドベンチャーに出かけたりするようになるけど、そればっかりが自転車の魅力ではなくて、お気に入りの自転車で、友達の家や買い物に出かけたり近所の祭りを見に行ったりするような、日常の自由な乗り物としての自転車の使い方も昔と変わらず魅力的に輝いている。

森、道、市場でのサイクルクローク利用者は8割以上はご近所さんのママチャリや小径車。ちょっと良い自転車に乗っている人は遠くからも来る事ができる。そんな色々な自転車が並んでいる森、道、市場の駐輪スペースは面白い。

これまでの場所ではこれ以上停められないぐらいたくさんの利用をありがとうございました。エリアを広げて来年もやりますので、ぜひ自転車で、このユニークな音楽と市場のフェスに来て下さい。

Photo by Monjya & 2komat