Incoming BarFly(s) from Tate Labs !
最近のサイクルコンピューターはとにかく便利。ケイデンスや心拍数などは当たり前、ナビ機能がついてるものも一般的になってきました。
問題はバイクへの取り付けです。かっこ良く、機能的に取り付けたいのが皆様の心情でしょう。
そこで、ご存知定番のBarFly。そのメーカーであるTateLabs社の意気込みは完全に「業界のトップに立つ」といった所でしょう。あらゆるサイクルコンピューターをいかにスマートに取り付けるか、というニッチな業種ではありますが、純正品をしのぐ素晴らしい造り込みをみせています。シェア率の高いGarmin社製のコンピューターのみならず、Cateye社の製品からiPhoneまでパーフェクトに取り付けが可能な製品を提供する、まさにマウント専門のメーカーなのです。
それら製品にみられるコンセプトをご紹介しましょう。
“Plastic On Plastic Design”
Garminコンピューターを初め、全てのサイクルコンピュターがプラスティック製です。マウントがこれを痛めるような素材であってはなりません。そのような観点からマウントに用いられるべき素材は必然的にプラスティックとなってきます。高品質な”Delrin“という素材が使われています。
もちろんハンドルバーに対しても同じことが言えます。マウントをきつく締めすぎたとしても決してカーボン製のハンドルを割ってしまうことはありません。TateLabs社はこれを保証しています。
“Full Wrap Clamp”
BarFlyをハンドルに巻き付ける際に必要なのは3mmのアーレンキーが一本だけ。ぐるっと巻き込むベルトには締込むネジも一カ所だけです。バーテープを巻き直す必要もありません。仮にボルトが緩み落ちてしまったとしても、BarFlyが落っこちてしまうことは無く、あなたのコンピュターを守ります。
“Made in U.S.A.”
これも重要なことですよね。BarFlyは多くのProTourに参戦するプロサイクリスト、Ironman出場資格を持つトライアスリートたち、またMTBの世界選手権出場選手によって高レベルでのテストが行なわれています。そのフィードバックをいち早く製品開発に落とし込み、製品の質を維持することを可能にしているのがすなわち国内生産なのです。
個々の製品についてもその特徴と仕様を紹介させて頂きますと…
まずはコチラ、「BarFly 2.0」(写真一番上)¥2,940-
近頃は増々のハイスピード化を見せている自転車レース界。その機材における空力性能は重要な課題となっています。BarFly 2.0は”Aerodynamic Low Profile”により、搭載するGarminコンピューターが空気の流れをなるべく阻害しない位置に収まるようにデザインされています。
Garminシリーズ200/500、及びさらに大型化した510/800/810どのモデルに対しても”Dual Mounting Position”構造によってネジを外すことなく全てが適切に取り付けることができます。
Shimano Di2ならびにCampagnolo EPS電動シフティングシステムのモジュールを、本体の下部に確実に取り付けることが出来るよう設計されています。ここにも機能性と美しさが配慮されていますね。
対応機種:Garmin Edge 200/500/510/800/810
つづいて「BarFly for Cateye」¥2,625-
価格と性能で確実にシェアをのばして来ているCateye製のサイクルコンピュター。その多くに対応したBarFlyがこちら。
31.8mm径のハンドルバーに対応しています。
現場で培われたノウハウは速やかに設計に盛り込むTateLabs社。その性能をCateye社製品でも確かめることができるでしょう。
対応機種:CC-GL50 “Stealth 50” / CC-GL10 “Stealth 10” / CC-PD100 “Fit” / CC-MC200W “Micro Wireless” / CC-VT220W “Urban Wireless” / CC-RD300W “Strada Wireless” / CC-RD310W “Strada Slim” / CC-RD400DW “StradaDouble Wireless” / CC-RD410DW “Strada Digital Wireless” / CC-RD420DW “Strada Digital Wireless” / CC-RD430DW “Strada Digital Wireless” / CC-COM10W “Commuter”
最後にご紹介しますのは「BarFly TT」¥4,200-
市場にあるほとんどのエアロエクステンションバー(22mm~22.5mm径のもの)にGarmin社製コンピューターを簡単にとり付けることができます。
“1/8th Turn Technology”により、1/8回転、45度まわすだけで取り付け、取り外しが可能。これによりハンドルバーの縦、横どちらの向きにも適切にコンピューターをマウントできます。
察しの良い方はお気づきでしょう。22.2mm径のハンドルバー、つまりはマウンテンバイクなどにも使えるんです。
対応機種:Garmin Edge 200/500/510/800/810, Garmin Forerunner 910XT/310XT Watch(別売りのQuick Release Kitが必要です)
スタンダードであることにはワケがあります。人々がそれを用いることには理由があるのです。その理由をしてリーズナブルと言うのでしょう。良いデザインだと思います。きっと良いカンパニーだと思うのです。TateLabs社、覚えていただけましたか?