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2011/5/10
About Mountain Bike.
わたしたちはマウンテンバイクを愛しています。
いつもより少し早めの起床はちょっとした冒険の始まりの合図。
そしていつものコーヒーで目を覚ますのが今日一日のおまじない。
朝一番に山ですいこむ草木の匂いや、朝焼けの空に響く鳥の歌声。
気のおけない仲間とくだらない話しをしながらのクライムアップや、
重力を体に感じ、ひとつひとつのコーナーに集中して、
きれいなラインが描けたらもう何物にも代え難い気分になります。
Mountain Bike Hall of fameに選ばれたChris KingとSycip Bikeにて
数々のライダーに上質のマウンテンバイクを提供してきたJay Sycipが
お互いの経験を互いに尊重し合い、話し合い、生まれてきたのがこの
Cieloのマウンテンバイクフレームです。
妥協をしない、させない。
楽しむ為のマウンテンバイクを作り上げる為には努力を惜しまない。
そこに生まれでるFrameはとてもモダンな性能を持ち、
かつクラシックなルックスを持つSteel Hard Tail Bikeの傑作です。
CieloのフレームはすべてChris Kingの工場内すなわちポートランド
オレゴンにて優秀なエンジニアたちの手作業で作られています。
細部を見ていただくと分かるようにシートステーのステンレスキャップ、
ヘッドチューブのエンドリングなどもフレームと同じようにKingの
工場内で作られています。 スライダードロップエンドはアメリカ国内で
最も精度の高いスモールパーツを生み出す事で有名な、
Paragon Machine Works製を使用いたします。
スライダードロップを使用する事によって、Single Speedでの使用や
変速機付きの使用のどちらにも対応が簡単に選択出来ます。
またヘッドチューブはKing製のIn Set Head Setを使用する為に、
こちらもオリジナルの物を製造、使用しております。
さらに今期からの2つの新しいお知らせがあります。
ひとつ目はシートステーの形状の選択オプションです。
従来通りのClassicな形状を持つStraight Styleはステーの先の仕上げは
万人をうならせる、とても奇麗なステーです。
こちらのタイヤのクリアランスの許容は2.2インチとなっています。
新しいシートステー形状が上記の写真。 S-Bend Styleです。
タイヤのクリアランスの許容サイズは2.4インチとなります。
太めのタイヤを使う事の多い最近のマウンテンバイク事情を考慮して
今期より採用されました。
とても奇麗で繊細な曲げ加工がもたらす恩恵は単純にモダンなスタイル
と言うだけではなく、実情を知るリアルライダーに喜ばれると思います。
オプションでの追加料金等の発生はありませんので、
オーダーの際にどちらのステーがお好みか販売店にお伝えください。
そして今期より新しいサイズ設定が増えました。
XXSとXSのフレームサイズです。
こちらはWheel Sizeが650bとなります。
スタンドオーバーハイトの確保が容易となり、
フロントトライアングルが小さくならない為とても奇麗なスタイルを
残しつつ、小柄なライダーでもBig Wheelの乗車を可能としています。
650bはまだまだタイヤやリムのチョイスは少ないですが、
KENDAのBLUEGROOVE、PACENTIからのラインナップ、
VeloCityなどのメーカーが積極的に取り組んでおり、
今後の進化や可能性にとても期待が出来ると思います。
こちらはS-Bendステーのみの設定となりますのでご了承ください。
Cielo MTB Frame Set (Frame & King Inset Head Set)
¥189000 (with Tax)
数ある山遊びの中でもマウンテンバイキングは最高の楽しさがあると
わたしは信じています。
自転車で野山を駆け回ること、それは日常という窮屈な現場を忘れ、
私たちを簡単に無邪気な子供に返してくれます。
そんな気持ちになって遊び尽くすことが人生において、
どれくらい大事なのかを自然は理屈抜きで教えてくれます。
さあ、PCや携帯の手をすこし止めて私たちと一緒に遊びませんか?
そこにはとびっきりの笑顔や鼻歌や喜びや愛があると思います。
最高の仲間と最高の相棒。
最高の食事や最高の空気をからだ一杯に取り込んで遊びましょう。
そんな楽しみを与えてくれるのはやはり最高の思想や情熱で生み出された
最高のマウンテンバイクだと私は信じます。