FEATURE
2015/5/5
Summer Trip to West Coast of The US.

Photo by SimWorks / Text by SimWorks
Oregon, Portland vol 1.

“PhilosophyBag”

今や全米を代表するバイシクルタウンと名高いPortland, Oregonにお邪魔しました。 アメリカンハンドメイドビルダーの代表的存在VanillaWorksやChrisKingといった高性能な自転車パーツを提供するメーカー、また今と言う時代の自転車という乗り物を確かに理解して文化を含め衣料と言う形で提供するRaphaのヘッドオフィスもある。かつ55万人の人口に対して40人以上ものビルダーが存在しているといった風景がそこにはあるのです。

Oregon, Portland vol 2.

“ChrisKing”

自転車に多少興味のある方ならChrisKingはご存知だと思います。ポートランド、オレゴンにて1つづつ丁寧に作られるベアリング関連のコンポーネンツや、今回日本に紹介する事となったハンドメイドフレームのCieloを製造しているアメリカを代表するメーカーにお邪魔しました。 彼らの製造に対してのこだわりや、自社への愛について感じた事をまとめてみました。そこに行けば誰もがこんな会社で働きたい、こんな会社にしていきたいと心底思えるでしょう。

Oregon, Portland vol 3.

“Sugar Wheel Works”

間違いの無い事がある。それは僕がオトコであの子はオンナであると言う事実だ。そして僕はオンナのコが大好きであると言う事も全く持って否定をしない。そんなオトコとオンナがこの偏った社会の中でどういう風に繋がり、お互いを尊重してかつ愛し合えるのか。そんな愛に満ちたお話をウソ偽わりの無い気持ちでまとめてみました。あぁ世界は広くてなんてちっぽけなんだろう。

SantaCruz, California vol 1.

“Hunter Cycles”

サンタクルズに住むHunterと言う男の話です。彼は丁寧に毎日の仕事をこなします。多くの人が多くの物事を考えてしまう事が多い中、彼は自分のやるべき事を明確にして的確に遂行します。
そんな男に惚れた男がいると言う簡単で単純なことをみなさんにぜひ伝えたいと思っているのです。

Ashland, Oregon.

“Desalvo and UBI”

初めてのバイクは彼でした。僕がギャンブル的にオーダーをしたアメリカ産のハンドメイドバイク。いやギャンブルなんかではないと確信をしていたから出来たことなのだと改めて思う。
そんな技術と精神を海を越えた僕に伝えてくれたことが今の始まりであると言うこと。Thanks Mike!

Napa, California.

“RetroTech”

自分のルーツを知るということ。自分がいま何が好きで、何が過去に好きだったか。そして未来に好きであろうと思うことを予言出来る人になるということ。変わるべきことや変わるべきではないことを自分の作る物に置き換えている人がいると言うこと。そんな男前のいる街には必ず停まるクセがつくと言うことに幸せを感じる自分がいると言うこと。

SantaRosa, California.

“Sycip”

運命を信じますか。僕は信じる時もあるし信じない時もある。もちろん誰だってそうだと思います。だけど運命の言葉で片付けたくない様な偶然と言う必然の糸に操られていることだけは感じることになった。
優しさを強さに置き換えて、人に何年も信頼されて同じことを続けると言う本気の強さをSycip兄弟からは感じるのです。そして本物のユーモアも。

SantaCruz, California vol 2 and last day.

“Black Cat Bicycles”

僕の感じる新世代とは彼の様なことを言うのだと思っている。基本は先代から受け継がれ、現在を理解して、現在の方法と素材を卓越に使用して現在を作り上げる。そしてそれは限りなく自分の住む小さな世界のなかで行われる。
実はそんな昔は後ろ向きに捉えられそうな行動が実は一番今らしく思えるのはなぜなのだろう。そんなことを彼の”創る”ということから僕も学び始めているのだ。


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