お元気ですか?
いかがお過ごしですか?

ずいぶん時間がかかってしまったけど、3年ぶりに伊豆でのRidinBirdsを開催したんだ。
目まぐるしく変わる天気に翻弄されたけど、みんな峠を走りきったし、美味しい料理を食べる事ができたし、最後は息をのむ美しい瞬間に立ち会う事ができた。

前回のRidinBirdsの後に書いたレポートでは、ライドイベントを開催する事は自転車の楽しみ方の世界を広げてくれるよと書いた気がする。
それはやっぱり相変わらずで、あれからも伊豆を走り回り、時間と空間の連続を何度もイメージして、準備をする事を楽しんだんだ。
3年ぶり2回目となる今回、もっと当たり前の事に気がついたんだよ。
そう、イベントを開催する事だけでなく、人と一緒に走る事が楽しいんだと。
いつも誰かとワイワイ走っている人がいっぱいいるのは知ってるから、そうではなくて、いつも1人や少数の同じメンバーで新しいルートを開拓している、協調性の無いソリスト、つまり自分に向けて言いたいんだ。
集団で走ると前の人が風よけになったりペーサーになったりして走りやすい、というぐらいにしか思ってなかったんだよ。
あれ、前の人もいつも以上のチカラが出るんだ。人と一緒に走るというのはそういう事。
そしてその作用はスピードだけではなくて、楽しさにも当てはまる。
みんなで峠に登る時、みんなでゴハンを食べる時、みんなで海を眺める時。
そこにイベントの主体と客体の違いは無かったんだ。

そんな事は知っているって?いやこれはソリストに言っているんだ。
底なしの好奇心と、勇気を持って未開の地に分け入って行く事ができる、自転するチカラを持っているソリストに。
伊豆の美しい景色と、REN VILLAGEのユニークなキャンプ場、YAMABUSHI TRAIL TOURの愉快な仲間と、EDY BURGERや、恵太達の用意する美味しいゴハン。
冒険っていうのは、何も危険をおかす事だけじゃないんだ。
本当に思うよ。ああ、いつもあそこを走っている、あいつも来てくれたらな〜って。
何を言っているか分からないって?
とにかく一緒に走ろうよ。普段と同じ場所なら気付かないような事も色々とわかるよ。
一言も喋らなくても大丈夫。人の後ろを走っているだけで感じるつながりがあるんだ。
今回のRidinBirdsを通して思った。
やっぱり桃源郷ってここのような場所かなって。
君も早く来たらと思う。
それだけ書いて、筆をおく。


Text : Monjya / Circles,SimWorks
Photo : Eri Tanaka,Toyoshige Ikeyama,Rie Sawada,Manami Ikeyama
Supported by
Village Inc.
https://villageinc.jp/
EDY BURGER STAND
http://edyburger.com/
峠の別荘

グローブライド
http://cycle-sports.globeride.co.jp/

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#ridinbirds