Wheel Builders in Town – A Day with Golden Pliers
SimWorks は広がる「友達の輪」の中で育まれたビジネスです。僕たちは、日本の職人技が冴えるハイクオリティな自転車部品を世界に届けたいという思いからスタートし、その伝統的な器材と日本の豊かな自転車文化にフォーカスすることで時代を超えたスタイルに着目し、丈夫で美しい製品に感謝しながら、ライドが人生をより豊かなものにしてくれる事を知っているサイクリストの世界と、それに接続する世界中のコミュニティのマインドに共鳴することを願うようになりました。
オレゴン州ポートランドは、SimWorks USA の本拠地であり、自転車を日常生活の一部にすることに積極的な街です。この街は数十年前から自転車のインフラ整備にしっかりと予算を割き、維持継続することに重点を置いており、アメリカの他の都市が自転車を上手に都市計画に組込む為の見本となっています。ポートランドは、自転車に乗るにあたってほとんどの場合安全で快適な場所であり、市街地だけでなく、その周辺についても様々なライドスポットに恵まれています。更に車で軽く足を伸ばせば州や連邦が管理する雄大なエリアでのオンロード、グラベル、シングルトラックが無限に続いています。
ポートランドでは、私が住んでいるこの数年の間だけでも何店舗もの自転車店が出来て、同時にいくつかの店が消えていくのを見ました。確かにこの街には名店が多くありますが、中でも僕たちの友人である Kevin Purcell と Becky Newman は Golden Pliers というお店でユニークなニッチをローカルで切り開いてきました。厳選された商品、質の高いサービスは、ローカルの自転車コミュニティにいる多くの人々にはっきりと響き、誰しもを受け入れるフレンドリーなヴァイブスを大切にしているショップであることから、SimWorks と確かに通じ合っているのです。
Golden Pliers はここローズシティで最も信頼できる販売店として際立っており、彼らがオープンしてから今日に至るまでに築かれたビジネスと個人との両側面での繋がりには心からの感謝があります。より良い地域社会を創りたいという理想を持ち、その為に自転車をキーワードにしている人たちと一緒に仕事ができるのは、とても幸せなことです。
Rie と僕はこの間 Golden Pliers にお邪魔して、彼らの仕事とお店の特徴を紹介するビデオを撮らせてもらいました。Kevin が新しい Standalone リムでウィールを組んでいる場面を撮影できたので、それらのシーンにインタビューを乗せてみました。お店の名前の由来、独立のきっかけなど、ポートランドと自転車業界のどちらにとっても特別なお店であることの秘密に迫ってみました。
このオールスター SimWorks ディーラーへの深堀りを、くつろいでお楽しみいただければ幸いです。
Steven / SimWorks USA