2019/6/28
完全防水のバイクパッキング – PORCELAIN ROCKETのパニアとハンドルバッグ

世界中の多くのバイクパッカーから支持されるポーセリンロケットのバッグ製品。ハードコアなロングトリップで使われる事の多い製品は、多くのフィードバックを受けて改良され続けています。

雨の予報が出ている場合は走らないライダーも多いと思いますが、長いツーリングやイベント、にわか雨などで、雨に濡れる場面も少なからず出てきます。梅雨や秋雨、時雨、霧雨など、多くの雨の修辞があるこの日本でも、雨への対策は重要です。

外防水、内防水

荷物を水濡れから守る方法は主に2つ。バッグそのものを防水にする方法と、荷物を個別に防水してバッグに入れる方法です。住宅設計の内断熱と外断熱に似ていて、内部を快適に保つには重要な要素です。

レインウェアも同じですが、生地やジッパーに防水性があっても、それをミシンで縫製している場合は縫い目から浸水します。多くのパーツで構成されるバッグを防水にするのはなかなか大変です。

ポーセリンロケットでは、3年前に生地を圧着するプレス機械を導入してから、縫い目の無い完全防水の製品も作り始めました。

  • Mr.Fusion – サドルバッグ
  • 52Hz – MTB用フレームバッグ
  • Nigel – フロントバッグ
  • Nugget – 両開きドライバッグ
  • Dumpling – ウェストバッグ

といったプロダクトがリリースされて来ましたが、今回新たにパニアバッグとロール式フロントバッグがラインナップに加わり、完全防水のバッグが全て揃いました。


Microwave Panniers – 防水パニアバッグ

旧来の荷物満載の重装備ハイクに対して、厳選された軽量な荷物で行動力を上げるというバックパッキングの思想が自転車へやってきたのがバイクパッキング。そのバイクパッキング黎明期からバッグを作っていたポーセリンロケットではパニアも“マイクロ”パニアという名称の通り、最小限の大きさで作ってきました。今回のマイクロウェーブパニアはその進化版です。

パニアを防水化するにあたってポーセリンロケットが採った方法は革新的でした。生地とパネルを使ってバスケットを作り、その中にドライバッグを入れるという方法は、雨に強いだけでなく、荷物の持ち出し性の良さや、ドライバッグ以外の様々なものを入れられる収納性など、一石三鳥以上の様々なメリットを生み出します。

例えば、登山用のザックを入れたり、三脚を突っ込んだり。上着を縛り付けたり。とてもユースフルで、防水機能以前にツーリングバッグとして非常に優れています。

バックパネルにベルトを通して装備する方式でほとんどのバイクラックに対応します。


Horton – ロール式フロントバッグ

荷物を巻き込んでハンドルに固定するハンドルバーバッグ。これまでMCAとしてラインナップされていたものと同型で、こちらは生地を圧着した完全防水モデルです。

寝袋やマットなどの大きなものを巻き込んで装備したり、不定形なモノならナゲットに入れて巻き込むと水に濡れる心配のないフロント装備になります。

ワンタッチでオープンできるバンジーコードは片手で開け締めが可能で非常に使いやすいです。

完全防水のメリットとデメリット

縫い目を圧着して防水化するバッグはやはり雨天時には非常に頼りになります。一方、中が濡れないということは、中の空気や湿気も外に出ないという事です。食料や濡れた衣服、工具などを入れっぱなしにすると傷んだり錆びたりしやすいというのが、これまで自分で使った得た経験です。

カスタムのフレームバッグやベーシックシリーズのサドルバッグなどと、環境によって使い分ける事ができればベストです。


キーワード

関連記事