Peanuts Butter Blues: Super Yummy 29″
ライド。
と、食事。
おおよそこの2つが僕らにとっての全てであるとして、では完璧にバランスを取るとしたらやっぱ妥協と煩悩は排除しないとね。
たんまりと湿気を湛え、輝かしくも淀んだ森の空気の調和をジリジリと乱しながら転がっていく。
ライドの快感とは気流を従えるようなこの感覚にこそ詰まっていると思う。
ここでライドを妥協しないとするなら、信頼のおける頼もしいタイヤが必要なのだ。
スーパーヤミータイヤに待望の29×2.22サイズが追加!
ぼくは勤め先での勤務においてもプライベートにおける野良仕事においてもしばしばワークブーツを履く。
ブルーカラーワーカーの端くれとしてラギッドでありたいと常々考えている。
意識の追求は自転車に及んだとしても、自然なことに違いない。
スーパーヤミータイヤに与えられた分厚く逞しいサイドウォールはさながらワークブーツにおけるキャップドトゥやスチールトゥの様。
パワフルなグリップ力に反して軽快な歩みを刻むことが出来、そしてスタイリッシュなルックスを併せ持つビブラム430というブーツ用のソールがあるのだけど、スーパーヤミータイヤのトレッドパターンと照らし合わせてみるとどういうわけか楽しい。
尚、かれこれ25年ほど昔の話になるのだけど、パフィーがレッドウィングのアイリッシュセッターを二人して履いて並んだ姿は蛯子少年の目には眩しく輝いて映った。
可愛いと思ったし、真似したいと思った。
中学生のお小遣いでは手が出せないアイリッシュセッターだったので、願望が叶うのはその数年後になったのだけど。
ぼくは女性が男性的なワークブーツを履きこなす姿に萌えるタイプである。
サイドウォールが頑丈であると剛性も高いので、空気圧は落とし気味でも良いだろう。
体重65kgのぼくがこのような林道を走るとするな1.2barが丁度良い。
“ピーナッツバターサイドウォール”
クリスキングのマットバーボンのパーツ群と合わせることが出来たら最高に甘美で芳醇だろうな…。
シチュエーションとしてはやはり王滝でその堅牢性と速度感と甘みとほんのちょっとの塩気を感じてみたいとイメージしてしまう。
王滝でパンクの亡霊に憑かれて祓えないという方はスーパーヤミータイヤを履いてみてはいかがだろうか。
フィニッシュまでノントラブルで走り切る確率がぐっと上がるだろう。
ひとしきり走って健康的になった心と体にカロリーという名の暴力を見舞う。
スーパーヤミータイヤで思い切り遊べばピーナッツバターを食べたくなるというものだ。
超美味ゐ。
【SimWorks by Panaracer】
Super Yummy 29×2.22″
Price: ¥6,800-
Wheel Size : 29″(622)
Tire Width : 2.22″
Side Wall : Peanut Butter
Bead : Aramid
Compound : ZSG Natural Compound
Weight(Average) : 915g
商品に関するご質問等ございましたら、お気軽にシムワークスまでお問い合わせください。