【アドベンチャーin富士見】この夏、蝉の抜け殻は見つけたか。
Text by Aya Akamatsu / Photo by Yusuke Yamagishi
今年出たMTBのレースを振り返ってみると、ことごとく天気に恵まれず雨女の本領を発揮していた私(イベントごとはだいたい悪天候である)。
だがこの日は打って変わってよくここまで晴れたなと言わんばかりの快晴だった。
今シーズンは王滝、バイクロア、OMM、シマノバイカーズと参加してきたがレースのほとんどが長野で開催されている。車であれば名古屋からだと3時間前後でアクセス出来、申し分ないほど最高の環境である。
富士見パノラマを起点に開催されたアドベンチャーin富士見2019は、マシュンこと松本駿氏がプロデュースしたMTBによるロングライドレース。
山頂の絶景ポイントを巡りパノラマの旧Cコースを下る全長45kmのロングコースと、アップダウンが少なく気持ちよく走れる24kmのショートコースの2種類が用意されている。
9月に控える秋の王滝100kmに向けて、45kmのロングコースにSimWorks Racingからエビコさん、ギシさんとともに参戦。
スタートしてから時計を忘れたことに気づいたけど、走るのにそんなことはいちいち気にしてられない。
スタートしてからどれぐらい走ったのか分からないが、久しぶりに乗ったMTBに身体を合わせることが出来ずスピードも落ちていく一方。ここにきてお盆休みにだらけていたツケが回ってきたようだ。
(それにフロントサスペンションのロックを解除し忘れていたというのもあったかもしれない。。。)
このままではマズイと冷静になったところで、エビコさんから教えてもらったバイクに自分の身体を合わせる術をやってみることに。ハンドルが胸がつくくらいの低く姿勢を保ったまま走ることで、10人以上は抜かしただろうか…劇的にスピードが上がった。
その後もこの調子を維持したまま気持ちよくゴール出来るかと思いきや、残り5kmぐらいで急に現れたダウンヒルコースにびっくりして、2回ほど転倒。下りのスキルをもう少しあげないとと反省しつつ、それでも女子では1位でフィニッシュ!
シングルスピードで出たエビコさんも年代別で3位!また3位という結果にかなり悔しがっていたけど、今度の王滝ではそれ以上目指しますよね?
もちろん私も次こそはとリベンジに燃えている…。
王滝100kmと比較するともちろん距離的には楽だったが、もし雨だったら帰ってこれないのではないかというくらい登りと下りの急勾配にはかなり食らったな。。。でも王滝に向け良いイメージでのぞめたレースだった。
賞品として地元の野菜などが貰えるのは地方ならでは!
(女子だと参加者数も少ないので、貰える確率も高くなって出る価値ありますよ?)
生で食べれるトウモロコシは甘くて絶品だった。
レース自体は昼頃に終わったので、お昼ご飯を食べたあとはみんなでゴンドラに乗ってダウンヒル。レースで走ったコースをもう一度走れるというのはなかなかないので、ゆっくりとコースをおさらいしながら走っていたが、ハードテールに半袖ジャージにビブ姿で下っているのは私たちだけけど、充分に楽しめるコースだった。
レース前日に受付すれば参加特典として無料でダウンヒルコースを走れることが出来る。エビコさんは前日入りし、念入りにレースのシミレーションをしていたそうな。
今年のMTBのレース活動も9月の王滝で締めくくり、10月からは本格的にシクロクロスシーズンへと入ります。今シーズンのシクロクロスも全国各地に参戦&出店もさせていただく予定ですので、引き続きSimWorks Racingのご声援よろしくお願いします!
もちろん、SimWorks Racingによるシクロクロスクリニックも行いますのでそちらもご参加ください!
Frame | SIMWORKS | Doppo MTB(ProtoType) |
Fork | ROCK SHOX | Sid 2020 |
HeadSet | CHRIS KING | Inset7 |
GroupSet | SRAM | GX Eagle |
Brake | SRAM | Level TL |
Handle | SIMWORKS BY SEVEN | Ti Little Nick Bar |
Stem | SIMWORKS BY NITTO | Rhonda |
Hub | CHRIS KING | ISO B Hub |
Rim | VELOCITY | Blunt SS |
Tire | WTB | Ranger 29×2.25″ |
SeatPost | SIMWORKS BY NITTO | Beatnik |
Saddle | WTB | Silverado Pro |