What about us, Tokyo and PBS!
さて。
今週末に迫った東京でのPBS!ですが、そのパフォーマンスをいかなるものにするべきか、今一度じっくりと考えてみました。
そもそもがアクトローカルなビジネスであるはずの自転車店ですが、それをルーツ(Circles&Co.)としつつも、県を国境をまたいで、コミュニティを越えたビジネスを展開するに至った道すじを振り返ってみます。
僕たちは、自転車のある暮らしを選択し、その消費だけでなく生産も含めた、より豊かな生活の循環を築くことを未来に描いて歩んでいます。自転車は特別な存在ではなく、常に傍らにあるもので、逆にいえば無くてはならない、もう自転車なしでは生きていけない！といった感じです。それは、環境問題や車社会にアゲインストするプロパガンダなどのつもりはなく、自転車が僕たちにとって単純にもっとも便利で楽しく、同時に美しい移動手段であること、それを中心にしたコミュニティの構築が、より暮らしやすく、理想的な生活圏を創造することであると信じている事が最大の理由です。（もちろん自動車も大好きですし、電車も飛行機も同じように素晴らしいと思っています。）また自然と戯れるのが好きですし、賑やかな街並みを駆け抜けるのも好きです。自由に進む方向を決め、どこへでも行くことのできる自転車という道具が大好きなのです。
ある時、このライフスタイルの完成には、共有する精神がとても重要だということに気が付きました。簡単に言うと持ちつ持たれつというか、協調しながら成長していくことが大切であると感じています。自転車が自分の力で進むものであるように、自分で考え、選び、責任を負う生き方を是とし、これと同じように感じ行動できる人と寄り添いながら、辛苦愉悦を分かち合うのです。遊びも、ビジネスも同じだとも思います。
こうした生き方の提案は、コマーシャルではなく、自分たちの未来の為にはじめました。ですので常に僕たちはその仲間を必要としています。大きな海を越えた向こうにも、今ではたくさんの仲間ができましたが、まだまだ遠くにも近くからも学ぶべきものは途方もなくたくさんあり、また学んだものを活かして自分たちの血肉にしていくための、絶え間のない努力が必要だと感じています。
東京には東京で同じようにより豊かなコミュニティ形成の為に努力している人たちがいると思いますが、東京なモノゴトのみに注視しがちで、継続性なく、広がりの無い単発的なアイデアでひしめき合っている事を嘆く人は多いと感じます。今回のLife Spec CO-OP主催、オールユアーズの木村代表もまたその一人なのかもしれません。東京とよばれる強力な重力圏内から離脱できない、アニメの中のエリートたちのようなメンタルが不憫でならない、と首をかしげてしまうことも往々にあるのです。
よりたくさんのチャネルを持ち、境界を超えたコミュニティと常時接続し、ついにはハブの機能を持ったりするようになると、人、モノ、情報の流量がどえりゃーことになります。その流れのなかに水車を設置して生活に必要なエネルギーを得ていたりする訳ですが、ある時そこへドッキングしてきたのがオールユアーズ社でした。それから着々と進められてきたシムワークスと彼らをつなぐパイプの拡張工事の最中に、この東京出展の案件が持ち上がってきたという訳です。東京サイドから接続スベキ地方のハブコミュニティに認定された、と。まったくもってありがたいお話ですが、僕達にしてみれば逆にオールユアーズさんがコネクトしてるメーカーさんもお集まりになるとのことで、またあたらしい接点を見出す好機だと興奮を抑えられません。是非、遊びにきてください。出来る限りの僕達を表現しようと思っています。
コンテンツは以下の予定となります。
■PBS!
Personal Bike Show略してPBS。今回はシムワーカーズの自転車をずらりと並べます。2tトラックに積めるだけお持ち致します。リアル！
■クリスキング・テクニカルカウンセリング
担当山岸がメンテナンス、キングに関するあらゆるご相談に乗りまくります！
■PFP
ご存知シムワークス階下のパインフィールズマーケット(PFM)名物のハンドメイド・アイスポップをお持ち致します。数に限りあり！
■クオックファムシューズ・フィッティング＆スタイルカウンセリング
スタイリスト柳瀬がライドスタイルのご相談に乗りまくります！
■サッポロ黒ラベル（生）
ハンターサイクルズ製のビアバイクから注がれるそれは一味違います。PFM特製のおつまみナッツもあるよ！
■新製品等の物販
シムワークスオリジナルのあのタイヤが遂にリリースされます。先行販売あり！
■シュート＆アウェイ
PBS!の裏ではこんな催しも。もんじゃオーガナイズの建築写真ハンティング！→詳細
という訳で、世田谷ものづくり学校で、僕たちと握手！
