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2016/3/8

Booth#118 SimWorks at NAHBS 2016

NAHBS 2016

シムワークスがその産声を上げて6年ほどが経つことになるこの2016年。
ついに僕たちは、ぎっちりと展示品を詰め込んだミニバンを駆り、カリフォルニアのハイウェイを疾走、NAHBS会場のある州都サクラメントを目指しました。

目的はシムワークス・USA発足に向け、初めてとなる米国内での自社製品の展示です。
アメリカ自転車文化の歴史的出発点でもあるカリフォルニアでの開催に、多くの西海岸系ビルダー達が集った今回のNAHBS。 シムワークス取扱いのレトロテック・サイクルズをはじめ、手練がその腕前を競い合い(かなり和気あいあいとした雰囲気ですが)、会場は終始熱気と笑顔に満ちた時間が過ぎていました。

SimWorks at NAHBS2016

この度の展示では、シムワークスとして2つの大きな新しいプロジェクトを発表、それらを順にご紹介させていただきましょう。
まずは、シムワークスにとって初めてのオリジナル・フレームとなる「doppo」(ドッポと読みます)をご紹介します。
こちらはローカルビルダーでお馴染みのShin服部製作所との共同開発による、ディスクブレーキ仕様がもたらした恩恵をふんだんに利用し、700cと650bのコンパーチブルに対応できるジオメトリーを持つ、現代型ツーリングフレームとなっています。
タンゲ製のオリジナル・フォークとセットでS・M・Lの3サイズ展開、7月に出荷開始の予定です。 また球体ペイントによる強靭なパウダー塗装を用いてマット・オリーブグリーンに仕上げられる予定です。

SimWorks "doppo"

つづきましては、こちらもシムワークスにとって初となる、パナレーサーと共同開発のオリジナル・タイヤの登場です。
その名は「THE HOMAGE」(ジ・オマージュを読みます)パターンをご覧になって「お」と気づいた方も多数会場でいらっしゃったのですが、そうです、26インチの当時はセミスリックと呼ばれておりましたパナレーサーの「Mach SS」タイヤ・トレッドをグラベルライドやオールテライン用にリファインし、なおかつ最新のケーシングとコンパウンドを用いたハイパフォーマス・タイヤに仕上げました。
もちろんケブラービード仕様で、サイズは700x43c (530g)と650x43b (500g)の2サイズをご用意。 まずはブラック x ブラック・サイドを4月上旬にリリースできる予定です。 追ってブラック x ブラウン・サイド、ライト・グリーン x スキン・サイドをランナップ予定であり、我らなりに自転車文化の歴史を”オマージュ”できればと思うわけなのですが。

SimWorks "The Homage"

The Homage x SyCip

The Homage x Retrotec

そしてナーブス会場では本当に多くの方々に足を止めていただき、様々な質問や美しいパーツだねとお褒めの言葉なども沢山いただき感無量です。

SimWorks in NAHBS2016

オークランドのキングコグ軍団やサンタクルズはハンターサイクルのリック、その他多くの方々の支えのおかげでショーを無事終える事ができました。
この後も続々と新製品のご紹介が続きますこの春、引き続きシムワークスの動向をキャッチ・アップしてくださいね!