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2017/5/17

【WTB 新製品】EXPOSURE 700x34c 発売開始のお知らせ。

グラベルバイクという言葉が、生まれ・浸透して少し時間が経ちました。
多くの場合がそうであるように今回もまた自転車ありきで動きが始まります。

ロードでもシクロでもないグラベルバイクは、その汎用性の高さからハンドメイドビルダー達がカスタムオーダーとして作る、オンリーワンなスペシャル・バイクだけでなく、最近では大手各メーカーのラインナップにもしっかりと姿を表しはじめ、初期衝動的純粋性を持つ新たなサイクリスト予備軍たちのいろいろ何処かに行きたい!という気持ちに答える選択肢の一つとなりました。

かく言う私たちシムワーカーはすでに、1台のバイクで多くのことをこなそうとするのであれば、グラベルバイクと言う選択肢に行き着ているサイクリストであるとも言えるのかもしれません。

少しゆとりのあるタイヤクリアランスと安定した制動力を持ち、軽快なハンドリングと高速巡航を可能にするジオメトリーの採用、そんな所がグラベルバイクの定義でしょう。 そしてそれとはまさしく Cielo Base Racer などが代表とされるのですが。

ただ数多くのグラベルバイクがラインナップされている昨今ですが、そこに使われるパーツはどうでしょうか?

特にフレームと同様に重要な部品であるといえるタイヤは?

その多くの場合、センターパターンの低いシクロクロスタイヤや太めのロードタイヤを選択しているのが現状でグラベルバイクにベストマッチするタイヤとなると今の市場の中にはなかなか見つけにくい存在です。

そんな中、今回登場したのが WTB  EXPOSURE 700x34c です。

WTB
EXPOSURE

Wheel Size : 700x34c
Weight : 370g avg.
Level : Road TCS
Compound : Distance+ Compound
Casing : Supple
Price : ¥9,800- (税抜き)

繋がったセンターパターンによる舗装路での軽快な走行性、大きすぎないサイドノブや適度な太さに依る未舗装路での走行性能の向上、対応するリムとシーラントの併用でチューブレスレディーとなるTCSの採用。グラベルバイクに向けて開発されたこのタイヤは、そのバイクが求める性能をすべて持っていると言っても過言ではありません。

そんなタイヤをいち早く手に入れ、使用している弊社 山岸のインプレッションを以下に付け加えさせて頂き、皆様への新タイヤのご紹介とさせて頂きたいと思います。

シエロベースレーサーに理想的なタイヤがWTBからリリースされたのを知り真っ先に飛びつきました。

このタイヤはあくまでもグラベルタイヤという位置付けですから、トレッドはセンタースリックに小さめサイドノブという必要最低限にとどめています。そう、グラベルロードバイクには、グラベルタイヤを履かせたいのです。舗装路ではこのセンタースリックが見事に効いて、34Cという数字からは拍子抜けするほど軽やかに転がり、高い巡航速度を難なく維持できました。未舗装路に入ればエアボリュームによって様々な路面にも順応してくれます。まさにオールラウンドタイヤです。

グラベルタイヤの中ではまだ数少ないチューブレス対応であることも大きなポイントです。早くからチューブレス対応のリムとタイヤの両方を開発してきたWTBのノウハウによって、チューブラータイヤにも引けを取らない乗り心地を味わえます。

街の喧騒をさっさと通り抜け、自然を求めて走るサイクリストにはぜひ試してもらいたいタイヤです。

シムワーカー / ギシ

WTBは耐久性と信頼性の高いマウンテンバイクコンポーネンツメーカーとして、1982年にカリフォルニア州 マリン郡で設立されました。 当時のマウンテンバイクはとても新しく、急成長中のスポーツで、マウンテンバイクは様々なアイデアで満ち溢れていました。 多くのメーカーが生まれそして消えていきましたが、彼らが一番に求める耐久性と信頼性は30年の月日が立った今でも変わることなく、コミットメントとして存在続けているのです。 その多くのラインナップの中からシムワークスが選りすぐった商品を提案していきます。