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2015/8/4

泥の中を走り、砂利道を走る

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全てはこういうことなんだ。

 
 

ぬかるんだ泥、堆積した土、枯れ葉、草、そして苔。

 
 

小石、岩、大きな根っこ、そこら中に広がった細い根っこたち。

 
 

砂利、折れた枝、花びら、小川。

 
 

坂になった険しい道、平らな道、広い道や狭い道、木が茂った場所や牧草地、畑や森、トラックや平屋。

 
 

スムーズに落ちるように速く走る時もあればガタガタなりながら走る時もあり、

 
 

ゆっくり、グラインドをしたり、永遠に走り続ける時もある。

 
 

時々、鹿が現れたり、救護所があったり。

 
 

テントの中は人で溢れかえり、体にはゼッケンがつけられ、笑い声が聞こえる。ビールが飛び散り、紙皿に食べ物がのっている。

 
 

もしくは、一人で森の中に入り込み、ホイールの下で大地の流れを感じとり、美しいものを見るために立ち止まったり。

 
 

冒険というものは分別できるようなものではないが、マウンテンバイクやサイクロクロスなどは確実に冒険と言える。

 
 

いつか、みんなやりたい時がくるだろう。

 
 
 

Episode: RIDING THE DIRT, RIDING THE GRAVEL
from INSPIRATION AND IDEAS by SEVEN CYCLES