C-SERIES CARBON (190GMS)

シー・シリーズ カーボン

10年にわたり最もコンフォートなサドルを世界中のサイクリストに届けてきたセラ・アナトミカ。
そのセラ・アナトミカが本社を構えるサンディエゴは30年にわたり、航空技術やスポーツの産業、高度な教育を誇ってきました。中でもその産業の進歩と実用性を高めてきたカーボンコンポジットの様々なエキスパートたちと共に進めてきたプロジェクトから生まれた最も先進的な100%カーボンサドル、それがこのCシリーズです。
 
航空技術グレードISO準拠の3レイヤーカーボンツイルがその表面に輝くこのCシリーズ、エッジ部分できれいに処理された45度のバイアスカットカーボンは最高の伸縮性を発揮し、またライダーの皮膚に優しく触れます。カーボンコンポジットの世界で”Money Ply”(マネー・プライ:お金の重層)と呼ばれる最上級の素材をすべてのレイヤーに配し、カーボンコンポジット産業秘伝の形成・硬化技術で仕上げた座面を持つこのCシリーズは全くもって技術革新の成果と言えるでしょう。
 

WOVEN CARBON FIBER LEAF SPRING:リーフ・スプリングについて

 

FUNCTION WITH FORM

Cシリーズの最も重要な部分、それはカーボンファイバー・リーフ・スプリング(Leaf Spring : 板バネ)です。一般に知られているリーフ・スプリングの機能とはクルマの車体の地面からの高さを調整することと、路面とタイヤとの接地をキープすること。このCシリーズのリーフ・スプリングにおいてもその機能は同様です。すなわち、ロードノイズを受け止めて軽減し、且つ入力されたパワーとその効果の損失を少なく抑えるようライダーと座面との密着性を保つのです。

 

SUPPORTING ROLE

浮遊するかように座面の前後で固定されているリーフスプリング、このデザインはリーフ・スプリングの機能を遺憾なく発揮し、同時に、セラ・アナトミカの定番サドルと同じハンモックのような座りごごちを実現するためのものです。

 

LAYERS AND ANGLES

もともと織物であるカーボンファブリックは網目が垂直と水平の格子状になったものです。強度と剛性が必要な場合、その部分は繊維が垂直で水平になるよう設置されます。このリーフスプリングの場合、45度の角度をつけてカットされたカーボン織物を8層重ねてあります。45度のカット角とはカーボンの柔軟性がよく発揮される角度です。どのような角度でカットしたカーボンをどういうレイヤーにするかという作業を通して十分なフレキシビリティをもつリーフ・スプリングができました。

 

UNIDIRECTIONAL CARBON FIBER RAILS:単一方向性カーボンファイバーによるサドルレール

 

PARALLEL STRENGTH

織物ではない単一方向性カーボンファイバー(UNI)。それぞれのカーボンファイバーはパラレルに存在し交わることはありません。ちょうどサドルレールがそうであるように。カーボンファイバーの繊維はその軸に沿って積層されることによって最も強くなります。それゆえカーボンファイバーの指向性は特にこのような荷重耐性構造ではとても重要です。

 

A MATTER OF DEGREES

Cシリーズのサドルレールには3枚の単一方向性カーボンファイバーシートを使用しています。そのうち二枚は方向軸に対し15度の角度でカットされたカーボンファイバーシートでそれぞれ反対の方向に重ねてあります。この技術はフープ強度の積算をもたらし、シートポストクランプ時に割れなくなります。三枚目のレイヤーは方向軸に対し0度、つまり最高強度のままで先の二枚の間にサンドイッチされています。仮にすべてのカーボンファイバーがレールに対し0度で重ねてあったならその構造をつなぎとめる唯一の横断方向はそれほど強度がない樹脂用接着剤だけになるでしょう。

 

BIG ADJUSTMENTS

セラ・アナトミカは体の大きさやライディングスタイルなど、広いレンジに対応する大きなサドルレール調整可能域でよく知られています。その伝統に則ってこのCシリーズにも業界で最も大きい3インチの調整域を持ったレールを搭載しています。

SPEC & PHOTO

タイプ :100% カーボン
シート表面 :二層バイアスカットカーボンファイバーウィーブ
フレーム :リーフスプリングフレーム
レール :カーボンファイバーチューブ
重量 :約190g
体重制限 :約100kgまで
原産国 :アメリカ
価格 :¥46,000

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