2015/1/25
From "Seven Cycles Blog"On Course at CX Nationals with Mo Bruno Roy

 

Original post : On Course at CX Nationals with Mo Bruno Roy

 

先週(1/7 ~ 12, 2015)のこと、テキサス州オースティンにて開催されたシクロクロス全米選手権の会場で、見事シングルスピードレースので優勝を飾ったモー・ブルーノ・ロイと、やっとのことで話しをするタイミングを得た。ダラスで開催されたレゾルーションクロスカップのエリートカテゴリー、その2日間のレースのうちの1日を、彼女は表彰台にのぼりあげ、その後このオースティンに入った。なので、この全米選手権には気持よく挑むことができたのだろう。

 

「週初めは(コースがどろどろの沼地になる前にレースは延期されたのだけれど)、コースが乾いていてスピードが速かったわ。あまり自分の力が出せるような環境ではなかったけれど、オフキャンバーや、曲がりくねったセクション、3つのランアップがあったりして、時間を稼げるかもって思ったのよね。」と彼女は言う。

 

40人ほどの女性の参加者がいる中で、2014年のシングルスピードレースの規模は2倍以上に膨れ上がり、才能あふれるレーサーが多くなっていた。オースティンにあるジルカーパークは国内から集まってきたレーサーで溢れかえり、週終わりには少し問題(悪天候など)が起きたが、水曜日には無事にシングルスピードレースが行なわれた。

 

「このレースで一番辛かったのは時速20マイルから30マイル(時速32kmから時速48km)の向かい風を毎周スタート地点において体当たりしていかなければならなかった事だと思うの。最初の3周目における2位との差は10秒ほどあったわ。でも、1つでも間違いを起こせばすぐに順位を落としかねなかったの。普段はそんな事全く考えないんだけれど、でもアナウンサーが秒数を何回も何回も言うのよ。本当に邪魔だったわよ。だって聞きたくなくても聞こえてくるんだから。2位との差を教えてくれるのだから良い事だとは思うのだけれど、でもそれが不安という気持に変わってしまうの。だからその時は自分がやっている事だけを集中していたわ。地面は緩くて滑りやすくて、オフキャンバーなんて速く走れるような感じじゃなかった。だからランアップでタイムを稼ぐしかなかったの。」と彼女は言う。

 

 

最終的に彼女は2位との差を40秒以上に広げ、一人勝ちの写真に納まる事ができた。今年のこのレースは、彼女にとって大切なものであり、レースが始まる前に紙に書いた今年の目標でもあった。なのでこの勝利は、もっと楽しいレースへ移行していきたいという彼女の計画を確実なものにさせていく第一歩でもあった。以前のワールドカップキャンペーンから、大きな出発になったに違いない。

 

「私はシングルスピードのイベントを隅から隅まで楽しんでいると思うの。おまけで楽しんでいるというわけではないわ。ワールドカップレースは本当にストレスが溜まるの。でもシングルスピードはそんな事はないの。だから本当に自分に合っていると思うのよね。ディフェンディングチャンピオンとして、プレッシャーはもちろんあるわ。このレースでは勝たなければならなかったのよ。だから、少し安心してられるし、幸せも感じるわ。一番最高なのは、向かい風に二度と向かわなくてもよいってところなのかな。」と彼女は言う。

 

こんなにいくつもの感動をモーと共有できる事、このなんとも誇り高い気持ちを簡単に言葉にすることはできない。最高な人々が自転車で成し遂げる素晴らしい出来事の数々を、間近で見ていられる事がどれだけ面白いのか。それを表現するのは、実に難しい。

 

Photos by the talented Chris McIntosh.

 

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