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2018/6/18

【A.Dugast】クロスシーズンはもうすぐそこ。デュガスからの新製品はネオプレンコーティング?

A.Dugast|デュガスは1972年の創業以来、一貫してチューブラータイヤのみを製造する稀代のタイヤメーカーです。決してマスプロに流れることなく、手縫い製法によるハンドメイドタイヤをひたすらに探究してきました。
欧州の巨大な自転車市場と圧倒的な歴史の中で、常に進化を求めてレースシーンで結果を出し、確固たる地位を築いてきたデュガス。

そんなデュガスの今シーズンからの新たな取り組みは、シクロクロッサーにとっての長年の課題でもあった、チューブラータイヤのサイドケーシングの劣化問題。
デュガスが出した答えは「ネオプレンコーティング」でした。

ネオプレンコーティングとは?

製造過程においてタイヤのサイドケーシングに耐候性のあるネオプレン素材が塗布されます。非常に薄い塗膜のため、懸念されるチューブラータイヤのしなやかなさを損なうことなくタイヤの寿命を伸ばします。

つまり、Aquasureでタイヤサイドを保護する必要がなくなります。

これはチューブラータイヤにとって、長い間期待されていたイノベーションでしょう。製品化にあたっては、昨シーズンからワウト・ファン・アールトローレンス・スウィーク、チームMarlux Bingoalなどのトップライダー達と実戦でテストを重ね、その成果はすでに実証済み。

今回シムワークスでは、Typhoon、Rhino、Small Bird、Pipisqualloの4モデルのシクロクロスタイヤを、ネオプレンコーティング仕様でご用意しました。

使用上の注意

ネオプレンコーティングは非常に薄く、チューブラーの機能性や快適性に影響を与えませんが、より長くお使いいただくためにはメンテナンスが必要です。

  • 使用後は必ず水と洗剤で洗うことが重要です。
  • ディグリーザーなどの油性洗浄剤は使用しないでください。
  • 洗浄後は紫外線をさけて屋内で乾燥させてください。

もちろん、Aquasureでタイヤサイドを保護することは可能です。タイヤを使用後に洗浄しない場合は、Aquasureを使用することをお勧めします。

ベーステープ(フンドシ)について

近年シクロクロスクロスで使用されるチューブラーホイールのリム幅は、ますます広くなっていく傾向にあります。実際には、リム幅にあわせてタイヤのベーステープ(フンドシ)を選ぶ必要があります。リム幅とベーステープ幅の組み合わせが不適切だと、タイヤの接着が不十分でタイヤ剥がれのリスクも増し、パンクや破損の原因にもつながります。

デュガスではこのベーステープの幅も選ぶことができます。まさにハンドメイド製法だから為せる業。今回の入荷したネオプレンコーティング仕様のタイヤは、多くのチューブラーリムをカバーする 23 ~ 27.5mm リム幅用でご用意しました。その他のサイズでのカスタムオーダーも可能ですのでお気軽にご相談ください。

 

今回のご紹介の商品は全国のシムワークス販売店、またはシムワークス・オンラインストアよりご購入いただけます。商品に関するご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。