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2017/9/15

ライディンバーズ “Flyinghill” 伊豆2017 エントリーについて


 
伊豆に通うようになって7年ぐらい経ちました。当時所属していた草バスケットボールチームのキャプテンが脱サラしてオープンしたばかりの西伊豆のキャンプ場REN VILLAGEで働き始めるという奇妙な縁をきっかけに、一度行ってみるかと、自走で向かったのが最初です。ちょうど今回のRidinBirdsと同じ、9月のシルバーウィークの暑い週末でした。
 
メッセンジャーとして都心を走っていたもののロングライドの経験はほぼ無く、箱根と船原峠を越えて西伊豆に到着する頃には暑さと疲労でフラフラになってました。そこで目撃する強烈なサンセット。西伊豆の事を知る人はどういう光景かよく分かると思います。この体験と、第一回のRapha Gentlemans Race(現在のPrestige)が、自分の自転車ツーリング原体験として、その後の自転車の乗り方に大きな影響を及ぼすことになったのです。
 
そしてそれまでは野宿や安宿、ヒッチハイクがメインの旅行をしていたので、ホテルより高い料金を払ってキャンプするなんて事は拒否感どころか軽い怒りすら覚えていたのですが、2泊した後は、財布を握りしめつつその価値を認めざるをえなかったのでした。
 

 
そこから伊豆通いが始まります。ちょっと長めの休みがあれば終電で三島に向かい、天城峠を越えて下田まで走り、キャプテンの家を拠点に伊豆半島を走り回ります。
とりあえず良さげな横道は全部入ってみるものの、激しいアップダウンで予定の距離を走りきれず、日が落ちる直前に慌てて電気屋でライトを買うという初歩的なミスを何度もも繰り返しながらも、伊豆ツーリングの感覚を覚えていきます。。道の他にも、美味しい料理屋や旅館、温泉、観光スポットなんかも少しずつ見つけていきました。
 

 
誰から依頼された訳でもなく、ここでライドイベントをやろうと思ったのは、ひとりで走るのが好きな自分からしたらとても特別な事でした。自分の体験を共有したいというよりは、伊豆で遊ぶ事の延長がみんなで走る事だったという感じです。古くからの桃源郷として栄えた由縁は、少し人を惑わすぐらいの力を持った場所だという事にもある気がします。とにかくここは自転車で走る事の魅力を最大化してくれる場所なのです。
特に、自転車に乗り始めたけど、まだそこまでハードライドしてない人にとって、とても良い体験になると思います。また普段レースやアドベンチャーにとバリバリ走っている人は、ツーリングという走り方の面白さを再発見する事ができると思います。
 
まだ少しエントリーを募集していますので、ぜひ一緒に走りましょう。
ライドの詳細は以下の通りです。

ライドルートについて

グループライドではなく、決められた時間内にルートを走りきっていただくフリーライド形式です。もちろんサポートもありますので、道や走力で不安な方はスタッフと一緒に走りましょう。1人での参加も結構ありましたが、楽しく走れますよ。

DAY1は舗装路のルートとなります。(DAY1のダートルートは危険なため無くなりました。)また、DAY1はYAMABUSHI TRAIL TOURのMTBライドツアーを選択する事も可能です。
DAY2はダートコースを選択可能です。当日の出発時にグループで分かれます。申し込み等は不要です。
 
 

DAY 1 

ロードルート – 70km/1500mUP
火山島として日本ジオパークにも登録されている伊豆のダイナミックな地形を巡るルートです。全て舗装路となります。
 
MTBトレイルツアー(別料金/別集合)
西伊豆の古い山道を復興整備しつつMTBツアーを開催しているYAMABUSHI TRAIL TOURに参加します。DAY1はMTB(KONAのレンタルMTB有ります)、DAY2はロードというプランも可能です。(ツアーは最少催行人数5名)
 
ツアーの詳細はこちら。
http://www.yamabushi-trail-tour.com/
 
シムワークスも2度ほど参加しているツアーですが、古道を過剰にまで整備し尽くす感じではなく、いつもの裏山的に程よく走りやすいトレイル感がとても良いのです。
 
このツアーに参加する場合は、下田集合ではなく松崎町集合となります。移動などのプランについては、個別に対応いたしますので、ぜひご相談下さいませ。
 

 

DAY 2 

ロードルート 75km/1600mUP
西伊豆をスタートし沼津へ向かう山岳ステージ。絶景ですがちょっと大変なヒルクライムです。沼津の美味しい海の幸とビールを目指して。
 
ダートルート 80km/2000mUP
ロードルートの一部を10km以上続くダートの林道に置換えたルートです。普通の道ではもの足りない人の為に。スリックのタイヤでもクリアできますが、落石とパンクに注意が必要です。
 
*ルートは変更になる可能性があります。
 
 

 

伊豆へのアクセスと前泊

 
交通の幹線から遠く、アクセスの悪い南伊豆。 簡単には行けないからこそのその魅力なのですが、スタートとゴールの場所が違うこのイベントは、アクセスもひと工夫が必要です。
 

電車でのアクセス

最もベーシックな方法です。海岸線を走る伊豆急鉄道の景色は素晴らしいですが、東京からの場合、朝5時台の始発に乗る必要があります。
 

車でのアクセス

ゴール地点の沼津港付近に駐車し、輪行で下田までアクセスする事をオススメします。(下田に停めてライド後の当日に戻るのは難しいです。)
 

自転車のアクセス

修善寺方面から南下して2-3時間かけて天城峠を越える必要があり、かなり大変です。
 

前泊

可能であれば前泊or後泊する事をオススメします。熱海のゲストハウスなどに前泊して、朝イチで伊豆急で輪行というのが最もオススメです。前日に下田まで来られる場合は、私達が伊豆で遊ぶ時によく利用しているゲストハウスを1泊1500円〜(ドミトリー)でご案内できます。美味しいゴハンや素晴らしい温泉なんかもありますよ。 ご希望の方はこちらもお問合せ下さい。
 
 

キャンプ/食事について

 
宿泊予定のREN VILLAGEは1日1組限定のプライベートキャンプ場です。リピーターが多く、年間を通して予約が難しいほど人気の場所です。 伊豆は9月でも充分に暑く、海に入って泳いだり魚を獲ったりできるでしょう。
 

キャンプ道具について

テントや食器などの基本的な装備はこちらで用意しています。寝袋や着替え,遊び道具など個人的な道具のみご持参下さい。荷物は集合時にお預かりし、車でキャンプ場に運びますので、いわゆるバイクパッキング的な装備は不要です。詳しい持ち物は参加者向けに別途ご案内いたします。
 

食事について

シムワークスの美味しい食事に対する情熱はこのイベントでも変わりません。EARLY BIRDS BREAKFASTの大平恵太とPFMチーム、また地元西伊豆のお店の協力を得て、スペシャルフードを提供します。
 
・DAY 1 補給食
・DAY 1 ランチ
・DAY 1 ディナー
・DAY 2 朝食
・DAY 2 補給食
 
以上の内容がエントリー料金に含まれます。
 
*DAY 2ゴール後の食事は沼津の名店をご案内しますが、参加は自費/任意となります。

 

エントリーチケット購入はこちら

http://ticket.circles-jp.com/products/detail.php?product_id=11
※銀行振込/サークルズ店頭お支払も承りますので、フォームからご連絡下さい。
 

RidinBirdsの詳細はこちら

https://sim-works.com/rbph17
 

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