今年の夏も１ヶ月以上にわたってオーストラリアでバイクパッキングのロングライドを行っていたポーセリンロケットのスコット。
自身の経験と技術、そして世界中のハードバイクパッカーからのフィードバッグを受けて開発されるポーセリンロケットの製品群は、やはり実用性とアイデアにあふれています。今回新たにナゲットとダンプリングという美味しそうな名前の２つのアイテムがリリースされました。
　

Nugget（ナゲット） – 両開きのドライバッグ

MCAハンドルバッグをはじめとする、荷物を巻き込む事で装着するハンドルバーバッグ用の完全防水ドライバッグ。
特徴的なのは左右両開きになっている事。そして、荷物を入れた時の直径が7inch/17.8cmになる事。

これまでハンドルバーバッグは寝袋やマットなどの大物を単体で積む場面が多かったですが、細々したものもまとめて積載するのに最適なドライバッグの登場で、積載システムとしての完成度がグッと上がります。

意外と少ない両開きドライバッグ
両開きになっているのは予想以上に便利で、もう下の荷物を取るために、中身を全部広げる必要もなくなります。
程よい厚みのある生地で、防寒着やインフレータブルマットと一緒に歯ブラシなどのアメニティを一緒に入れたりしてもガチャガチャする事もありません。
防水なので、寝袋を雨ざらしのまま積む事も避けられます。

ハンドルバーは操作に直接影響があるので、重さや安定性のバランスを取らなければなりません。
様々な検証を経て、直径17.8cmはバイクパッキングの様々な場面に適応できるベストサイズであるとポーセリンロケットでは結論付けました。
幅は左右を丸める量を変えれば、フラットハンドルにもドロップハンドルにも対応可能です。
　
その他の用途にも応用可能
メインはハンドルバーバッグ用ですが、もっと単純に、ストラップで巻いたり、ダクトテープで止めたりしても使用可能。荷台にくくりつけてもOKですし、バックパックに追加したりと、アイデア次第で色々と使えそうです。

　

　
　
　

　　

Dumpling（ダンプリング） – 防水、ワンタッチオープン、機能拡張ウェストバッグ

52HzやNigelフロントバッグで使われている軽量な防水素材を使ったウエストバッグ。
ジッパーを廃し、バンジーコードで開け閉めできる他、モールウェビングを利用して追加のポーチや道具を装備できる優れもの。
食料やバッテリー、ケータイといった手元に欲しい細々した道具や、フックなどを利用して独自の機能拡張で便利に使うことができます。
　
腰への負担が少なくなるように、厚めで通気性の高いパッドが入っていますので、長時間の着用も負担になりません。ロングライドだけでなく、日常生活でも活躍する装備となるでしょう。