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2019/6/18

Chris King: Hub Overhaul Service

まるで Les Paul チェリーサンバーストのようなハブが、我々のオフィスにやってきました。

シリアルナンバーも無く、シンプルに “KING” ロゴだけのこのハブは、紛れもなく Chris King 社で 1994 ~ 1995 年の一年間だけ製造されていた初期型の Classic ハブ(レッド)です。CKPC History でその存在は知っていましたが、今回は現在のオーナー様からオーバーホールのご依頼をいただき、はじめて実物を手にすることができました。

Classic ハブは発売当時からコアな内部設計や規格は変わらずに製造されているため、すべてのスモールパーツが発売からおよそ 25 年経った今でも入手することができます。
基本的なメンテナンスはアーレンキーで行えますが、よりよい状態で永くお使いいただくために、定期的にオーバーホールをすることをお勧めしています。

ハブ オーバーホール サービス

Circles ではクリスキング製のハブを完全分解・洗浄したのち、内部パーツの状態を徹底検証し、消耗パーツの交換、各部位への注油、ベアリングのグリスアップをして組み立て直す、ハブオーバーホールサービスを行っています。
最近ではオーバーホールと同時にアクスルやフリーボディ交換の依頼も多くなってきています。もしかしたら眠っているハブを蘇らすチャンスかもしれません。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

今回ご依頼いただいたクラシックハブは、特にダメージも無くコンディションも良好で、大切に扱われてきたのがよくわかります。定期的にメンテナンスをすれば、これから先の25年も十分にお使いいただけるでしょう。

クリスキングの思想の根幹をなす「できる限り良質で、永続的なものづくり」が具現化されたこのような製品に出会えたことは、私たちディストリビューターにとって嬉しい出来事でした。

ハブ以外のヘッドセットやボトムブラケットのアフターサポートも行っています。程度によっては本国メーカーでの対応となる場合もありますが、できる限りフォローさせていただきますので、クリスキング製品に関することはシムワークスへお任せください。