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2013/11/19

今後の課題及び傾向と対策。


 
最近は急激に多くの方から”ChrisKing”に対するテクニカルな質問をお受けすることが多くなってきました。
私も販売店時代から手探りでクリスキングをなんとなく触ってきた身として、そこからとても多くの課題点を見つけたことも事実です。
そして我々SimWorksがChrisKingの取り扱いを始めたときにまず何よりも早く取り組みたいと思いながら先延ばしにしてしまっていた”テクニカルサービス”を何とか近日中に正式に整えていきたいと思っている次第であります。


 
その内容はマニュアルの日本語化から、販売店様や使用者に対するアカデミックまでも視野に入れ、より一層 “ChrisKing Precision Components” という会社、並びに製品を正しく使用しその100%の内容を正確に感じていただきたいと思っています。
 

 
そして全部は急にできないので今回から少しづつポイントをブログ上で発信していこうと思いつき、栄えある第一回目はずばりロックリングについてをお話します。 最近需要が増えてきたChrisKingのハブなのですが、まず最初に必ず抑えておいてほしいことこれがロックリングの使用方法についてです。

多少英語が堪能な方ならマニュアルを読んでいただくとわかりますがかなり太文字で書いてある注意点、「必ずChrisKing製のロックリングを使用しろ」というところ。かなり多くの方がこのポイントを見逃しがちなのですが、これを使用しないことによって起きる症状はズバリ、ボディーに対するカセットの噛み込みを起こし、ひどく進行するとボディーの損傷へとつながります。(ほとんどの持ち込みのハブのボディーは結構の頻度で噛み込みの跡が見受けられます。)シマノ製のロックリングに対しアルミ製であるキングのロックリングはただ軽量化という意味だけではなく、スレッドの長さをシマノのものより長くとることによって自社製のボディに対し最良のマッチングを考えた上で製造されていますので、後に起こりうるであろうボディの損傷→交換という最悪な状況を考えるのならば、ぜひキング製のロックリングを正しくご使用していただければと思います。

最後に、もしもうボディーが損傷してしまっていてカセットがとても入りにくい、そうそこのアナタ!
新品状態にはもう戻りませんが、アルミボディーですので丁寧に細目のヤスリでファイルをしてカセットがするっと入るまで整えてあげて下さい。ちゃんと使えますのでぜひやってみて下さい。でももう一度言いますが “丁寧” におねがいしますね!

 

こんなかんじで少しずつ使える情報もお伝えしていきます。またご質問等やより詳しく知りたいことなど当社ホームページのコンタクトやTwitter, Facebookなどからお伝えいただければこのBlogでみなさんと情報や対応策を共有していきたいと思います。

ぜひ皆様からのご質問をお待ちしております!