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2018/7/11

【SEVEN CYCLES】Why Forks Matter?

Text by SEVEN CYCLES / Translated by SimWorks

 

ほとんどのカスタムフレームビルダーはアフターマーケットで供給されているメーカー、たとえばENVE, Whisky, 3T, Ritchey, もしくはSurlyなどのフォークを用いてフレームを作ることがほとんどです。 またフォークの重要さを認知しきれていない一般のライダーはそこまでフォークにこだわることなく、その重量や形状、もしくはブランドバリューなどによって、そのどれかを選択してオーダーをしていることでしょう。 もちろんセブンもそのようなオーダーがあれば、しっかりとそれに合うように適したフレーム設計をいたします。

ただそこにはより正しい選択肢が存在していることをみなさんはご存じでしょうか?

たとえば、セブンのオリジナルフォークである既存の5E ロードフォークと最近発売されたばかりのPURE ROAD テーパード・フォークのどちらも8種類のレイクサイズを提供した上で、アイレットの有無を選んでいただくことが出来ます。 フォークのレイクサイズを選択することができるという意味は自転車製造においてとても重要で、そのレイクサイズがもたらすのはハンドリングにおいていちばん大切なフレームのトレイル量が決定されるため、レイクによってすべてのコントロール感覚が決まると言っても過言はありません。 よってすべてのタイプのライダー(老若男女)のために自転車フレームを製造するということは、できうる限り幅広くレイクサイズの選択肢を持つことがとても重要であるというわけなのです。

みなさまに覚えておいてほしいのはセブンにおけるカスタムフレームを作るという意味は、製造するすべてのバイクがすべてのタイプのライダーにとって、より多くの価値や正しさ、そして快楽を提供するという意味であり、その工程や考え方をすべてワーカーが共有し ”通常運行” にて日々製造を行っているのがセブン・サイクルズだということなのです。