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2015/9/19
Wilderness Trail Bikes.

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1970年代後半から1980年代初頭に始まったとされている、アクティブ・ムーブメントとして代表的なマウンテンバイクという遊びは、カリフォルニア、マリン・カウンティーがその発祥の地ではないかと言われています。 それ以前より同州、ミルバレーにて自転車フレームを製造していたスティーブ・ポッツは、1980年以降、膨れ上がってきたそのマウンテンバイク市場の需要を満たすためにギーク・サイクリストであり、優秀なメカニックでもあったマーク・スレートとアイデアの共有を始めました。 さらには同じく同州、フェア・ファックスにて、熱処理されたアルミチュービング用いて1979年からマウンテンバイクを製造していたチャーリー・カニンガムとも共闘を始め、彼ら3人は非公式かつとても限定的ながら、当時は誰も作っていなかったマウンテンバイク専用コンポーネンツを設計し、製造していたのです。 代表的なものとして伝説的にもなっているタイプIIフォークやローラーカムブレーキ、そしてカスタムメイドの自転車用ハブなどの画期的なコンポーネンツ群は人から人へと伝わり、やがてそのビック・ウェーブの中心に位置することにもなり、1982年に彼らはWilderness Trail Bikes、いわゆるWTBを公式に設立しました。 

WTBは多くの画期的なマウンテンバイク専用のコンポーネントを生み出す傍ら、彼らが開発した技術のライセンス供給も同時に行い、そのライセンス下で生産された例として代表的なのはスペシャライズド製のブロックパターン・タイヤであり、ブラックバーンのB-52ボトルケージ、そして1987年にはトレック・バイシクルへのマウンテンバイク・ラインにおけるジオメトリー提供もしていたのでした。 さらにはサンツアーのXC Proのコンポーネントグループといったドライブトレインの開発協力なども行うようになっていったのですが、すべてはマウンテンバイクと呼ばれる新たな文化を強く、そして大きなものにしていきたい、そしてすべてのサイクリストのためにもタフで使い切れるモノづくりをしなければならない、という彼らの強い信念が根底にあったからなのです。

残念ながら2002年にカニンガムとポッツは、唯一のオリジナル・メンバーのマーク・スレートを残して、WTBへの参画からは撤退いたしましたが、そのガレージメーカーとして発足した当時から守りつづけ、培ってきた思想とすべての自転車と呼ばれるツールに対する思いは、その後、Wilderness Trail Bikesに誰が関与しようとも、どんなに時間が経とうが、しっかりと変化なく、WTBの製造するコンポーネントたちは、世界中のバイクにアッセンブルされていること私達に見せてくれています。 それは単にワールドカップからグラスルーツと呼ばれるようなレース会場内にとどまらず、SNSから世界に送られてくる大陸横断中の写真、日々の通勤と通学に使用されている輸送機にも、そしてリフレッシュ・レクリエーションのためにトレイルに入った時にでも、それらは常にリアルなサイクリストたちによって選択され、そしてしっかりと使い切れる道具としてどこにでも存在をしているのです。

この秋からSimWorksではWTBの取扱いをスタートいたします。
全国のSimWorksディーラーでお求めいただけますので、ぜひ店頭でチェックしてみて下さい。
そして、冒険やレースや日常の様々なシーンで使い倒して下さい。

WTBのラインナップはWTBブランドページからご確認下さい。

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