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2017/4/12
Immaterial from SEVEN CYCLES

不定期で送られてくるセブンからの電子手紙。
たまにはどきつい言葉が飛び交う中にも、自転車への愛は満ち満ち溢れているのです。
そんな最近送られてきた一枚ですが、お暇な時にでも気休めがてらどうぞ。
 

 
転車がどのような素材で作られているのかということはさほど重要ではありません。例えそれがチタンであろうと、カーボンファイバーであろうと、鉄であろうと、ましてや竹や楊枝やストローであっても。自転車のクオリティーというものは素材のクオリティーと直結しており、それを正しく理解し、的確に扱う事ができる作り手の技術の範疇にあります。

ある素材は他のものと比べて本質的により優れている、というような安易な考えは捨てる必要があると思います。例えば、世間一般の考えとして、現在カーボンファイバーが一番の素材だという概念がありますが、一方的な価値観で物事を捉える事によって、素材そのものに対する間違った仮説やその使い方などがネガティブにBUZZ(バズ)られていくのかもしれません。

この自転車業界においてカーボン・ファイバーを使用して、自転車を組み立てるのは、当然ある程度の基準を満たしているからでありますが、それが全てのライダーに対して恩恵を与えるわけではありません。一つだけ確実な恩恵とは、カーボン・ファイバーを使用して自転車をアジアで作ることは、アメリカで金属を使って自転車を作るよりはるかに安いということ、そこには完全に人件費が絡んでいるということです。


 
ーボンは軽い、もっと一般的にそして簡単に言えば”良い素材”というわけですが、しかし、私たちセブンはそれ以上の良さを知っています。カーボンファイバーは本質的に軽く、そして硬い素材といえます。しかしそれらの良さを完璧に引き出すには、多大な時間とお金を素材に対して投資を行い、しかも最高の技術者を雇うことになります。現在、一部の企業では、伸縮性のあるダンパーや、サスペンション・ピボットなどをフレームに装着させ、そのカーボン素材の硬さをなるべく緩和させようとさえしています。

また安い素材とは単純に走りを悪くさせる可能性が高くなります。多くの安い素材とは工場での扱い方も”安く”、また一歩間違えれば、その安い素材は最悪とも呼べる自転車を生み出してしまいます。セブンというブランドをしっかり支えているのは、優れた品質の素材を扱っているだけではなく、それを丁寧に扱う大切さを知り、自社工場内にてフレームを毎日1つずつ作っている経験豊富なフレームビルダーがいるからであると断言できるのです。

セブンではライダーの求める詳細をしっかりと見定め、どのような素材を使うかを日々考えています。あるライダーにはスチール・バイクを薦めたり、ときにはチタンであったり、またはカーボンファイバーを混ぜてみてはという提案も出来ます。そしてセブンは特注のさまざまな特徴を持った、アメリカ製のフィラメント巻カーボンファイバーチューブを何種類も持っており、つまりはお客様に最適なカーボンチューブをそのなかから選択することができ、それはスチールやチタンチューブでさえも同じことが言えます。


 

もしあなたがプロフェッショナルを自負する何らかの自転車人、
もしくはこれからプロフェッショナルを自負したいと思っているのならば、
自分自身に尋ねるべき3つの質問

 
1)自分が薦める自転車の何がライダーにとって当てはまっているのかを的確に考えること。
カーボンファイバーバイクは軽くて丈夫(本当は丈夫ではないが)であるという一般的な考え以上に、何がそこにあるのかをしっかりと見つけること。その自転車は性能に見合った走りを提供できるのか、はたまた彼や彼女の要望に応えることができるものなのかをしっかりと考えましょう。

2)その自転車はちゃんと作ってあるのかどうかを考えること。
あなたが薦めるブランドの今までにあった保証履歴をしっかりと見直すことはとても大切です。リコールされたり、故障したりして戻って来る自転車に対して、あなた自身で保証しなければならない可能性もあり、それによって満足されないライダー増やしてしまい、結果、自転車から遠ざかってしまう可能性があるということを考えてみましょう。

3)自分は値段だけを見て自転車を判断していないかどうかを考えること。
その自転車の価値(そのライダーに対してどこまで最大のクオリティーを提供できるものは何かを考えること)の代わりに、値段(そのライダーに対して一番安く提案できるものは何か?を考えること)によって売ることは、あなた自身とそのライダーとのこれからの関係を短くさせてしまうでしょう。
  
  

セブンサイクルのご用命はお近くのシムワークス販売店までお気軽におたずねくださいませ。

 

 

 

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