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2014/2/8

Cycle CloakとBicycle Valet、そして自転車のこと。

Text by Izuru Shimasaki

 
名古屋でも雪の降る本日、東京のお台場ではシクロクロス東京が開催中です。

 

Hunter/SimWorksチームも参戦中、海外からの招待選手もくるこの大会、もう一つのニュースはSimWorksもその活動を応援しているCycle Cloakを設置していること。

 

http://cycle-cloak.com/(Cycle Cloakのページ)

 

http://www.cyclocrosstokyo.com/?page_id=5545(シクロクロス東京のページ)

 

その名の通り自転車のクロークであるこのサービスはBicycle Valetとも呼ばれる自転車来場者のためのホスピタリティ。

自転車でイベントに出かけて困ることといえば駐輪場。既に駐輪場がある施設でも人目から少し離れた場所で盗難の心配があったり、スタンドのない自転車には不向きだったり。また今回のシクロクロス東京のように設営された会場においてはこれまでは会場近くの歩道や会場の入口などに停めるほかなく撤去や盗難、故障といったリスクが有りました。

 

このサービスはそんな自転車来場者のニーズに沿ったサービスであるとともにイベントを運営する側にとってもその価値を上げたりプライオリティとなるものです。

 

ちょうど今冬季オリンピックが始まりましたが、前回のバンクーバー大会ではかなり大きなバイクパーキングが設置されて当時のウェブメディアでは新しいオリンピックの楽しみ方として取り上げられていました。
ちなみに僕が一番最初にその存在を知ったのはSanFranciscoでのMASHのプレミア上映会でした。

 


bike valet by the sfbc at the mash premiere by kate at yr own risk

 

名古屋でもNagoya Bicycle Association(現在はNPOチャリ研)が5年前からローカルのイベントやマーケット、音楽フェスティバルなどで運営しています。

 

 

僕らの強みはモバイルであること。週末の商店街で行われる小さなローカルイベントや雪の降るシクロクロス会場にも、一年に一度のロックフェスティバルにも街なかのマーケットにも。
最小限の資材ですが、会場へのアクセシビリティの向上、渋滞の緩和、環境への配慮そして自転車に乗る楽しみ、最大限の効果を発揮します。

 

明日もレース盛りだくさんのシクロクロス東京へはぜひ自転車で。その選択が何かを変えるかもしれません(もちろん投票もね)。

 

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