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2015/7/27
[Bike 伊豆 between you and me] Curse or bless ? ハンドスパンホイールの魅惑。

IMG_2677 二年ほど使用した完組ホイールを隠居させ、Chris King × Phil Wood × Velocityの手組ホイールに換えるに至った経緯というのは、マウンテンバイクのレースの為ではなくグルメセンチュリーライドに合わせてのことでした。 足助の土地にアングリービーサウンドを響かせる為に。   しばらく使わずに薄暗い納屋の片隅で保管しておいたChris Kingのハブ。 良く晴れた日にシェイクダウンとしたのですが、それはもう眩しくて眩しくて。 その発色はマンゴーそのものです。 伊豆で暮らすぼくは、普段はその色をやはりミカン色と意識して言ってしまうのですが、ここではマンゴーカラーとした方が差支えないことでしょう。 とにかく見事な発色なのです。   IMG_2686 マンゴーカラーに合わせたのは、Phil Woodのストレートゲージスポーク2.0mm、Velocity Blunt SS、いずれも黒。 この色の組み合わせには特段の拘りもないのですが、ばっちりのハーモニーを奏でました。   IMG_2986 Chris King × Phil Wood × Velocity、これらを組み上げたホイールは世界のレースシーンの第一線で活躍するアルティメイトなウェポンではありません。 求めたのは丁度使いきれる性能、加えて何度でも何度でも直して使い続けることができる道具。 ぼくらはそれを願うべきなのでしょう。   以前に使っていた完組ホイールと比べれば当然重いです。 持っても漕いでも重いです。 思えば自転車に多くのことを望み過ぎていたのでしょう。 自転車なんていうのはちょっと不便な程度が丁度良いのです。 ぼくの祝福されるべきスペックダウンは、追々脚で補っていこうと決めたのでした。 しかし。 しかし速いのです。 今までホイールは自分で組んでいましたが、今回はプロにお願いして組んでいただきました。 一体どんな呪いだか祈りだかを込めたのでしょう。 明らかに感触だけは完組ホイールのほうが良いのに、サイクルコンピューターに表示される数字に驚くばかりです。 謎なのです。   IMG_2693 ホイールは自分で組むという方は一度プロに依頼してみてください。 また、常にプロに依頼されている方はホイールの組み方を心得て、一度は自身で組んで使ってみてください。 両方を知ることで道具を使うという行為にさらに大きな意味を含ませることができると、そう思います。   text : Hiroki Ebiko / SimWorks XC Racing [Blog] [Instagram]    

 

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