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2013/10/30

Chris King Kindred Spirit : Joachim Parbo / 気の合う仲間と。

Chris King Kindred Spirit : Joachim Parbo / 気の合う仲間と。

テキスト:ChrisKing BUZZ / 翻訳:Yoshi47

 

 フォトクレジット: UggiKaldan//AltomCykling.dk

 

私たちは昨年のシクロクロスのワールドチャンピヨンシップの午後、ケンタッキー州ルイビルにあるクリスキングが所有するホテルでもある”Galt House”19階にある部屋でJoahim Parboに出会った。私たちの共通である友人で、学者のようなバイクメカニックであり、完璧なまでに自分の論理を持ち続ける、Ryan “Verg” Vergerantは、数年前には Belgian Dreamを追いかける野心に溢れたアメリカンレーサーたちがたくさん泊まっていたシェアハウスにParboと一緒に泊まっていたことがある。Vergは私たちキングクルーと一緒にそのチャンピオンシップの週末を過ごし、そして彼の素早い機転や、率直な意見は、私たちにとってもとても勉強になったといえる。そしてレース後であったという事とフライドチキンを食べすぎた事によって、彼の歩きかたはとても疲れているようではあったのだが、最終的にVergは彼の友達であるParboが私たちのチームに参加しても良いかどうかを尋ねてきたのだった。

 

フォトクレジット:DirkdeBrucker

 

社交的なJoahimは、外国から移住してきてまだ日が浅いヤングアメリカンたちとレースをしつつ、数年もの間彼らと一緒に過ごした結果、アメリカの沿岸部に住む人達のようなスラングを混ぜながら、自分のアクセントがついた英語を話していた。デンマークナショナルシクロクロスに おいて4度のチャンピヨンに輝いたJoachimはもちろんバイク回りの事は全て知っており、そして参加できうる限りのエリートレベルでのレースをこなしていた。彼がレースをしていない時は、彼は、自転車組織の基盤についてを話していることが多い。彼の功績は彼自身のホームシティーである Aarhus(オーフス)を、既に自転車に対して友好的であるデンマーク人のハートをもさらに揺さぶるくらいの街にしたことである。Parboは彼自身が “レースから得た賞金” を使って、サイクリングというものが、都市型の風景において繁栄をもたらすとても重要で必要不可欠なものであると説き、彼がバリヤにぶつかったり、泥まみれになって走り回っていない時は、常に健康的な都市建設のために必要な要素をコミュニティーにどんどんと取り入れ推し薦めたのであった。
私たちは、SuperBowlが終わってからも話しを続け、そして彼はポートランドに来る事を最終的に承諾したのである。春がきて、そして夏が来る。そして私たちは夏にも終わりなき多忙な毎日を過ごしていたが、シクロクロスのシーズンは既に迫っており、我々はCieloUCIレーサーをと考えていた。カーボンフレームの集団の中にスチールフレームが紛れ込んでたらそんな美しく最高な瞬間はないだろうと思わないだろうか? 当然Cielo CX racerUCIで認証もされており、仕様に耐えうるべき軽い鉄で組まれ、上位を狙える柔軟性をもったレースバイクであるということを証明する絶好の機会でもあるのだから。

 

フォトクレジット:UggiKaldan//AltomCykling.dk

 

面白い事に、Parboも同じ事を考えており、私たちの友人である ENVE, Microshift, Challenge, Rotor, そしてBiciclistaが協賛をしてくれ、そしてCielo CX racerを3台を彼に託した。そのユニークなカラーリングはさておき、このフレームは御存知の通りインハウスでとても正確に組み立てられており、専門的にフィニッシュされている。それは他の自転車も同様に同じ注意を払って出来上がっているということだけれども。

私たちは、彼のフレームと一緒に来年の限定エディションであるターコイズセットをともにデンマークへと送った。

 

フォトクレジット:DirkdeBrucker

 

Parbo2013年はとても忙しく、数々のヨーロピアン・ワールドカップへCieloと共に出場する事になっている。彼はまたUSGPsのために11月から12月までアメリカに滞在する予定でいる。彼がアメリカにいる間は、Urban Plannning Departments(都市計画課)や自転車について話し合いをするグループを訪問する予定でもある。そして彼が自転車に対し強い想いを持った “エリートレベルのレーサー” としてのみならず、自転車を使用するということを一般化させるという事に対し常に力と時間を費やしている ”素晴らしい人間” である彼が、クリスキング以外の場所で彼がフィットしているということを我々が想像できなかったことは、やはり今回Joachim Parboをチームクリスキングのメンバーとしてとして最高のウェルカムをする事となった明確な理由なのだ。

 

~ ChrisKing BUZZ