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2016/11/30
AXIS is always key!

 

【新連載】 #シムテック vol.1 

 
最近になりATB(オール・テライン・バイク)の車輪事情が騒がしい。

26インチ、27.5インチ、29インチと三者三様に入り乱れ、それぞれにプラス・カテゴリーまで加わって、トドメはファットタイヤの群雄割拠。
新しいATBを選ぶ時にはまずタイヤサイズの選定から始まる時代の到来です。
 
 
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でもちょっと待ってください、タイヤサイズって意外にも融通のきく部分ではないでしょうか?
フレームによってはチェーンステイとシートステイのクリアランスに余裕があり、どのサイズのタイヤもほぼ飲み込んでしまえたりもします。

私達の作るdoppoもホイールサイズは700Cと650bのコンバーチブル。なのでシムワークスのオリジナル・タイヤ THE HOMAGEもその2つの径において、走行が楽しいボリュームを考え尽くして製造しているってわけです。
   
   
SimWorks by Shin Doppo ATB
  
 
近年に自転車がはやりはじめた頃のスピードを追求する、そんなミニマルな構成の自転車(まるでスポーツカーのようにもてはやされていた)の時代は過ぎ、1台の自転車でホイール・サイズやタイヤ・サイズを自分の気分や目的に応じて付け替え、その変化の違いを楽しむ、いわゆる1粒で2度の美味しさを味わうことは、様々な自転車遊びを知ってしまったが故の静かなトレンドになりつつあるようにも見受けられます。(もちろんディスク・ブレーキの恩恵が最大の功績でしょうね。)
  
   
SimWorks by Shin Doppo ATB
 
 
そして走る場所や取り付けるバイクの種類によって、車輪のサイズは多様化してきましたけど、もう1箇所車輪サイズの多様化で規格が増えた場所があるのです。
それはフレームのエンド幅です。

ATBに限ってしまえば135mm・142mm・150mm・157mmなどなど、すべてを在庫しようとすると頭の痛いバリエーションになってきました。
150mmや157mmは限られた車両にしか使われていないのでそれほどでもないですが、135mmと142mmは同じようなカテゴリー内に入り乱れているのでもう大変。

そこに登場するのがChrisKing ISO Rear Hub
アクスルシャフトを入れ替えるだけで、135mmクイックと142mmスルーの両規格に対応することが可能です。
何とジーニャスな作りでしょうか。
コレなら二種類のフレームを一本の車輪で共用するなんてことも出来てしまいます。

「アクスルシャフトを入れ替える」なんてすごく大変そうな気がしますが、クリスキング社製のハブに関しては慣れたら3分もかかりません
 
 
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まずは、入れ替えるアクスル・シャフトを用意します。
この時、先端に書いてあるイニシャライズ・ナンバーが同じであることが最重要です。
このナンバーは、数字の違いで若干シャフトの径が違います。
最高のパフォーマンスを出すためにはほんの少しの妥協もゆるさない、そのクリスキング製品の哲学に基づいています

  
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アクスル・シャフトの用意ができましたら、アジャスト・クランプのネジを緩めて取り外します。

  
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アジャスト・コーンを取り外しましたら、ドライブ・シェル側にアクスル・シャフトを押し出します。
 
 
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押し出したあとは、良い機会ですので内部の汚れをしっかりとチェックしていただき、問題がなければ希望エンド幅用のアクスル・シャフトを外した側から押し込んでください。
  
  
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ガタが出ないようにアジャスト・クランプを手でしっかりと締めこんでいただき、固定用ボルトを1.13Nmで締め込んだら、もう完成です。
 
いかがですか?
たったコレだけの作業で、ハブの共用ができるようになるなんてとても素晴らしい作りです。

追記として135mmは同軸を用い、エンド・パーツを変更することによりクイックリリースファンボルトのどちらでも仕様が可能。そしてとてもレアなケースですがスペシャライズドが以前展開していた、135mmスルーアクスルも軸を変えていただくことによって、こちらもまだまだ使用が可能となります。

お持ちの自転車に合わせてアクスル・シャフトを交換し、クリスキング・ハブを徹底的に使っていただく。
良いものだからこそたくさん使って頂きその高性能の恩恵を最大限に受けていただきたいのです。

これから #シムテック #simtech と称し、大小さまざまなテクニカル・アドバイスをブロギング等にて発信していきたいと思っています。

クリスキング製品やその他自転車にまつわる質問等がございましたら、ぜひSNSやさまざまな情報機器を介して我々に投げかけてみてください、ぜひ出来る限りご対応、そして情報共有していけるように努めていきたいと思います。

 
引き続きクリスキングならびにシムワークスへのサポートをよろしくお願いいたします。

 
 

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